ハイキュー!! 第25話「三日目」

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第25話　三日目

青城に敗北し、インターハイ宮城県大会が終了した烏野高校排球部の面々は悔しさが忘れられず授業にも身が入らずにいた。
3年生は後輩のためにも早く引退して将来有望な新チームを始めさせた方がいいのではないかと考える大地だったが、菅原に本音かどうか尋ねられる。
｢大地、それって本音？確かに大地は主将っていう重い立場だけど、自分を完全に殺す必要ないんじゃねえの？前からそう決めてたのなら何も言わないけど、そうじゃないなら最後くらいもっとやりたいようにやんなよ。俺は言った通り居残る。1、2年に出ていってくださいって言われたら、そん時考える、大地と旭がいなくてもな｣
｢お、俺は昨日残るって言ったべよ。元々進学希望じゃないし、1、2年に出て行ってくださいって言われたら…凹む｣
｢…俺は、俺だってまだやりてえよ！お前らとまだバレーしてえ!!｣
3年生男子部員の話を陰から聞いていた潔子もまた何か自分にできることはないか考えていた。
武田は部活を続けたことで勉強に時間を費やしてきた子達との差を後悔することになるかもしれず、5年後、10年後に後悔しない方を選ぶように3年生に進路について話す。
今日の練習は休みにしたものの、繋心が体育館にやってくると3年生を含めた部員全員が気合い入れて練習しており、次の目標である春高に向けて強くなるために練習をするのだった。






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ハイキュー!! 第24話「脱・“孤独の王様”」

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第24話　脱・“孤独の王様”

緊迫する試合の中で青城がマッチポイントを迎えるが、烏野も土壇場で日向と影山の連携プレーでデュースに持ち込む。
苦しい時間帯にも関わらず、かつてのチームメイト・国見の力を巧みに引き出す及川を前に影山は驚く。
――3年間一緒のチームだった…けど、試合中に普通に笑う国見を今日初めて見た…。何なんだ、アンタ…。アンタみたいな人にどうやって太刀打ちすれば…!?
国見に効率よく燃費良く常に冷静が武器なんだからと味方が疲れた終盤に働くようにアドバイスしていた及川は諦めずに戦っていた。
土壇場で神業速攻を使える場面で日向にトスを上げる影山だったが、他人への信頼を覚えたということで及川に読まれていたこともあってブロックされてしまい、青城がファイナルセットを決めてしまう。
｢日向、影山、整列だ｣
｢キャプテン、すみません…｣
｢今のはミスじゃない。ミスじゃないから謝るな｣
試合に負け、コートを後にした日向と影山は武田から負けは弱さの証明かと尋ねられる。
｢君たちにとって負けは試練なんじゃないですか？地に這い蹲った後、また立って歩けるのかという。君達がそこに這い蹲ったままならば、それこそが弱さの証明です｣
そして、涙を流しながら繋心が奢ってくれたご飯をかきこむのだった。

次回、「三日目」






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ハイキュー!! 第23話「流れを変える一本」

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第23話　流れを変える一本

いよいよファイナルセットに突入した青城戦。
烏野は日向の囮を軸に、奮闘を見せる。
しかし、チームとしての地力に勝る青城の多彩な攻撃の前に、じりじりと点差が開いていき、このままでは青城に押し切られてしまう。
試合の流れを変える一本が欲しいと考えた繋心は山口をピンチサーバーとして高校初試合初サーブをさせる案を思いつく。
｢山口、流れ変えてこい｣
｢は、はい！｣
――この線…この線の向こうは違う世界だ。こっち側は気温が違うみたいだ
震えながらも後衛に下がった日向と交代した山口はガチガチに緊張しながらジャンプフローターサーブで挑むも、ネットに引っかかってしまう。
サーブに失敗し、俯いたまま顔を上げられない山口だったが、大地の声で烏野の空気が変わるのだった。
｢山口！｣
｢す、すみません…｣
｢次、決めろよ｣
緊迫する試合の中で青城がマッチポイントを迎えるが、烏野も土壇場で日向と影山の連携プレーでデュースに持ち込むのだった。

次回、「脱・“孤独の王様”」






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ハイキュー!! 第22話「進化」

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第22話　進化

第2セットでコートに戻った影山はハイタッチしたりしたり、声をかけたりなど少しずつチームメイトへ意識を向けるようになっていく。
｢おい日向、よくやった｣
｢上司か！｣
影山がぎくしゃくしていた月島にも歩み寄りを見せたことで攻撃に幅が出た烏野は変人速攻を軸に優位に試合を進めていく。
そんな烏野を前に及川には中学時代の記憶が去来し、2セットは烏野が取り返してファイナルセットを迎えることとなるのだった。

次回、「流れを変える一本」






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ハイキュー!! 第21話「先輩の実力」

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第21話　先輩の実力

烏野の噛み合わないプレーを見た烏養は試合のリズムを変えるためセッター交代を決める。
｢凹むなよ、一回リズム変えるだけだ｣
｢すんません…｣
影山に代わりコートに入った菅原は『コートの外から見ていたからこそ分かる事』を活かし、烏野の反撃が始まった。

チームの面々に声をかけながらプレイする菅原の姿に日向は喜ぶ。
｢別に仲良しこよししようとしてるんじゃなくてさ、ああやって声をかけながらスパイカーそれぞれの表情とか今日の調子とかそういうのを見てるんだと思うよ。特に月島は2、3年生と違って菅原さんにとっても未知の部分が多いだろうし。『何で俺が他人の、それも月島なんかのご機嫌伺いしなきゃいけねえんだ、ボケ』って顔だな。だって影山、日向が打ち辛そうだったらすぐ修正するだろ？｣
｢はい。コイツすぐ空振るし｣
｢でも、他のみんなはそこそこ技術があるからそれなりに打てちゃうと思うんだよね。俺がいうのもあれなんだけどさ、うちのスパイカーって結構レベル高いと思うんだよ。じゃあさ、そいつらがちゃんと100％の力で打てたら多少ブロックが立ちはだかったってちゃんと戦えると思わないか？｣
コートの外から試合を見ていた影山は縁下の言葉もあって心境にも変化が現れる中、再びコートに立つのだった。

次回、「進化」






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