魔法科高校の劣等生 第26話「横浜騒乱編VIII」

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第26話　横浜騒乱編VIII

ムーバル・スーツを着用して上空から工作員を制圧する軍は達也が復元するためにすぐに回復して工作員部隊を押し返していく。

｢門を開けよ！さもなくば、侵略者に内通していたものとみなす｣
中華街へ逃げ込んだ工作員を追ってきた将輝は門を開けさせるのだが、周が既に拘束していた工作員達を差し出してくる。

美月と幹比古は魔法協会支部のビル近くで剛虎の圧力を感じ取り、上空から姿を確認した真由美、真理はエリカ、レオンハルトと共に剛虎を押さえるべく地上へと向かい、押されながらも剛虎を制圧する。

｢私を御存じということはここしばらくお兄様に付き纏っていたのはあなたなのですね？｣
｢何故ここにいる!?私の術は通じなかったのか…!?｣
｢警告を受けていました。大いに気をつけなさいと。正直なところ、それだけでは意味は分からなかったのですが。大いに気をつけなければならない故、360度全ての方位を警戒していれば何とかなると思いました｣
｢…!?｣
｢幸い、こちらには見えないものが見える魔法師がいましたので、術によって見えないことにされているあなたの姿も見えたというわけです。兎に角、あなたが覗きの張本人ならあなたにいなくなってもらえれば暫くは安心できるというものです｣
剛虎が外で暴れている隙を突いて魔法協会の内部に潜入する陳だったが、待ち構えていた深雪によって凍らされてしまう。
その頃、達也の所属部隊は工作員や戦車を排除するも、工作船が離岸するが迂闊に破壊すると使用している燃料で湾内が汚染される恐れがあるということで手が出ない状況で一旦保留になってしまう。
そこで達也の特殊武装が解除され、「マテリアル・バースト」によって相模灘を悠々と撤収する工作船を消滅させる。
そこに総司令部から大亜連合艦隊を対馬要塞にて対処せよとの命令が下され、急いで対馬に向かうことになった達也達は戦略魔法兵器による敵艦隊の殲滅にかかるのだった。

次回、「横浜騒乱編VIII」





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魔法科高校の劣等生 第25話「横浜騒乱編VII」

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第25話　横浜騒乱編VII

地下通路でシェルターへ避難するあずさ達は駆けつけてくれた範蔵達が遭遇したテロリスト達を撤退させることに成功するも、シェルター直前で天井が崩れてしまう。
同行していた先生が何とか天井を支えてくれたことでどうにかシェルターへ辿り着くことができた一方、陸上からシェルターを目指していたfont color="pink">深雪達は地面が崩れていたことでシェルターへ避難することは出来なくなっていた。
｢父の会社のヘリを呼びます。逃げ遅れた人達を乗せて空から避難しましょう｣
そこに寿和率いる公安が合流し、防衛に徹してくれることとなる。

その頃、新開発したムーバル・スーツに着替えた達也は無人偵察機を撃墜し、三高の生徒達をバスまで導いた将輝は生徒達を真紅郎へ託して魔法協会へ向かう。
救助に駆けつけたヘリがイナゴの群れのようなものに襲われるが、達也達がヘリの警護に駆けつけてくれる。
武明と啓の二人が致命傷を受けてしまうものの、ヘリで到着した深雪が飛び降りてテロリスト達を制圧する。
｢お兄様！お兄様、お願いします｣
上空を通りかかった達也が魔法で武明と啓を復元魔法によって蘇生すると深雪を抱き寄せるのだった。
｢よくやった｣

次回、「横浜騒乱編VIII」





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魔法科高校の劣等生 第24話「横浜騒乱編VI」

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第24話　横浜騒乱編VI

一斉に横浜湾岸地域が狙われる中、三高がコンペの準備を始めた所で爆破音が響いた上に銃を持った侵入者に襲撃されるも達也が圧倒的な力で制圧し、他の生徒達が協力して侵入者の捕縛に成功する。
｢これからどうする？｣
｢正面入口で警備の魔法師と侵入者が未だ交戦中だ。逃げるにしてもまずそいつらを片付けないとな｣
｢一人で行くからここで待ってろなんて言わないよね？｣
｢別行動して突撃されるよりマシか｣
｢待て、ちょっと待て、司波達也｣
｢一体何だ？吉祥寺真紅郎｣
間近で達也の魔法を見た真紅郎は機密術式である軍の魔法が何故使えるのかと問うが、達也は議論をしている暇はないと戦闘中の侵入者のもとへと向かう。

その頃、あずさの魔法のお蔭で生徒達が冷静さを取り戻した所で真由美が七草家の名前を出して現在の状況説明と避難指示を出す。

正面口での交戦にそのまま飛び込もうとするレオンハルトだったが、対魔法師用の高速弾を使用しているからと止められ、深雪に銃弾の無効化をしてもらってから突入し、あっという間に制圧するのだった。
状況を把握しようとVIP会議室から重要情報にアクセスすると、コンペ会場の横浜国際会議場だけではなく横浜湾岸全域が交戦場所になっている事を確認すると、地下通路を回避して地上からシェルターを目指すのが妥当だと判断する。
｢移動する前に少し時間が欲しい。デモ機のデータを処分しておきたい｣
既に鈴音達がデータの消去などを始めている中、地下通路は他の侵入者達と遭遇戦の可能性があると達也が懸念したために範蔵達が追いかける。
そして、克人は会場内の避難遅れの生徒がいないか確認を行い、達也は別室のデータ削除に向かう。
データ消去が完了すると控え室で今後の作戦会議をし、避難経路の検討をしていると突然壁に目を向けた達也は玄関ホールに突入しようとしているトラックを感じ取り、対処してしまう。
｢達也くん、今のは…!?｣
真由美が動揺していると響子らが控室に集まり、情報統制の一時解除ということで達也が敬礼し、達也が軍属であると一同に知れる中で響子が現状を報告する。
｢現下の特殊な状況に鑑み、別任務で保土ヶ谷に出動中であった我が隊も防衛に加わるよう先程命令が下った。国防軍特務規則に基づき、貴官にも出動を命ずる。国防軍は皆さんに対し、特異の地位について守秘義務を要求する。本件は国防軍秘密保護法に基づく措置であるとご理解いただきたい｣
ムーバル・スーツに着替えるために部屋を後にしようとする達也を呼び止めた深雪が額に接吻すると、その瞬間に激しい光を放つのだった。
｢お兄様、存分に｣

次回、「横浜騒乱編VII」





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魔法科高校の劣等生 第23話「横浜騒乱編V」

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第23話　横浜騒乱編V

｢達也くん、明日は何時頃会場入りするの？｣
｢俺は8時に現地集合、コンペは9時に開幕だ。一高の出番は3時からだな｣
｢現地集合ってデモ機はどうするの？｣
｢生徒会が運送業者を手配しているよ。どうしてそんなことを？｣
｢いや、ちょっとね…｣
｢あのよ、そのデモ機の見張りとかさ俺達に手伝わせてくれね？｣
折角鍛えたということで活躍の場を作りたいエリカとレオンハルトはコンペのスケジュールを確認するも、達也に事件は一つだけとは限らないと観客席での応援を薦められてしまう。

横浜国際会議場での論文コンペ当日を迎え、達也と深雪は真紅郎に同行して会場警備を務める将輝と再会する。
｢会場の見回りですか？｣
｢はい、そうです。今回は共同警備隊に参加しているんです｣
｢一条さんが目を光らせてくださっているのであれば、一層安心できます。よろしくお願いしますね｣
｢はい、必ずやご期待に沿えるよう全力を尽くします｣

喫茶コーナーで遥に接触した響子は達也の素性への深入りに関して釘を刺した後、剛虎の脱走の報告が入る。
そして、一高のコンペが始まるも発表は好評のうちに無事終了することができるも、次の出番の三高が準備を始めた所で爆発音が響くのだった。

次回、「横浜騒乱編VI」





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魔法科高校の劣等生 第22話「横浜騒乱編IV」

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第22話　横浜騒乱編IV

｢珍しい物を手に入れたそうだね｣
｢預かり物ですが｣
｢だったら、なるだけ早く返した方がいい｣
｢…!?狙われているとは気が付きませんでした｣
｢なかなかの手練れだからね｣
八雲に忠告を受けた達也はFLTのCAD開発第三課に向かうのだが、敵と狙いがはっきりしないままハッキングを受けていた。

ロボ研の部室でデバッグをする達也は催眠ガスが仕込まれていることに気付いてすぐに換気し、逆に眠っているフリをしてデータを盗もうと侵入してきた勲を花音と共に確保する。
｢何をしてるんですか？関本さんが産学スパイとは…｣
｢失礼だぞ、千代田！僕はバックアップを取っていただけだ｣
｢ハッキングツールでバックアップですか？あり得ないよね？司波くん｣

その頃、千秋が入院している魔法大学付属病院のロビーにいた摩利と修次は作戦失敗した千秋を暗殺しようと潜入していた呂剛虎に遭遇する。
修次と戦闘を行う剛虎は手傷を負ったところで摩利が加勢したことで退却していくのだった。

特殊鑑別所の勲への面会申請を花音から却下された達也だったが、摩利の口添えで許可される。
特殊鑑別所では勲を暗殺しようとしていた剛虎と再び遭遇することになった摩利は真由美と達也と共に確保する。
そして、陳は逃がしたもののスパイの多くは確保に成功したと響子から報告を受けた達也はソファで眠ってしまう。
そこにやって来た深雪は寝ている達也の唇を奪おうと顔を近づけるも、直前で達也が目覚めてしまい、動揺した深雪は自分の部屋に逃げ帰るのだった。

次回、「横浜騒乱編V」





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