絶園のテンペスト 第九幕「彼氏」
絶園のテンペストの第9話を見ました





第九幕 彼氏
葉風の口にした西暦は2年前の西暦であり、吉野と真広は驚くほかなかった。
「つまり今こうして俺達と話しているのが2年前の葉風で今現在の葉風はそこにある骨だってのか?」
「そうだ」
「だったら何でこれが2年の時を超えて繋がったんだ?」
「それは鎖部の魔法によって作られた人形同士が共鳴して通信を行う魔具。姫様の持っていたもう一方の人形は2年の歳月が流れる間に無人島で朽ち果ててしまったのだろう」
世界がどうなろうと愛花の復讐のためだけに生きる真広は葉風を見捨てて左門との取引を始めてしまう。
「この魔具を手にここへ来た時点で俺はお前と葉風、どっちとも取引できる立場にあったんだよ。葉風が使えねえならお前に乗り換えたって全然構わなかったのさ」
一方、愛花のために吉野はこの物語を悲劇で終わらせない方法があるのか考え、真広から魔具を奪おうとする。
仲間割れにしか見えない吉野と真広の戦いに混乱する左門は魔具を守ろうと吉野を狙い、真弘は吉野を守る。
「僕らは何のために来た?僕らは一年前理不尽に殺された女の子のためにここに来たはずだ。なのに僕らが同じように理不尽な目に遭わされた女の子を見捨てていいのか?このまま死なせていいのか!?復讐のためとはいえ、お前はそんな悲劇の結末を許すのか!?」
吉野は復讐ができた上に2年前の葉風を救うことができるなら葉風の側に付くのかと真広に問いかける。
「たとえそうだとしても直に愛花を殺した犯人が分かるってのに何で今更葉風の側に付かなきゃならねえんだ?どう考えても俺にメリットはねえだろ」
「メリットはある。真弘、こちらの側に付くというのならお前に愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる」
「…っ!?デマカセ言ってんじゃねえぞ…」
「こんな状況でデマカセ言うと思うか?」
真広と左門の取引が成立するという不利な状況の中でその場の流れを自分のものにした吉野は2年前に死んだはずの葉風を目の前に連れてくるという方法の立証を始めるのだった。
次回、「タイムマシンのつくり方」








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第九幕 彼氏
葉風の口にした西暦は2年前の西暦であり、吉野と真広は驚くほかなかった。
「つまり今こうして俺達と話しているのが2年前の葉風で今現在の葉風はそこにある骨だってのか?」
「そうだ」
「だったら何でこれが2年の時を超えて繋がったんだ?」
「それは鎖部の魔法によって作られた人形同士が共鳴して通信を行う魔具。姫様の持っていたもう一方の人形は2年の歳月が流れる間に無人島で朽ち果ててしまったのだろう」
世界がどうなろうと愛花の復讐のためだけに生きる真広は葉風を見捨てて左門との取引を始めてしまう。
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一方、愛花のために吉野はこの物語を悲劇で終わらせない方法があるのか考え、真広から魔具を奪おうとする。
仲間割れにしか見えない吉野と真広の戦いに混乱する左門は魔具を守ろうと吉野を狙い、真弘は吉野を守る。
「僕らは何のために来た?僕らは一年前理不尽に殺された女の子のためにここに来たはずだ。なのに僕らが同じように理不尽な目に遭わされた女の子を見捨てていいのか?このまま死なせていいのか!?復讐のためとはいえ、お前はそんな悲劇の結末を許すのか!?」
吉野は復讐ができた上に2年前の葉風を救うことができるなら葉風の側に付くのかと真広に問いかける。
「たとえそうだとしても直に愛花を殺した犯人が分かるってのに何で今更葉風の側に付かなきゃならねえんだ?どう考えても俺にメリットはねえだろ」
「メリットはある。真弘、こちらの側に付くというのならお前に愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教えてやる」
「…っ!?デマカセ言ってんじゃねえぞ…」
「こんな状況でデマカセ言うと思うか?」
真広と左門の取引が成立するという不利な状況の中でその場の流れを自分のものにした吉野は2年前に死んだはずの葉風を目の前に連れてくるという方法の立証を始めるのだった。
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