好きな人がいること 第7話
好きな人がいることの第7話を見ました。
契約書のサインを見つけた夏向が千秋に詰め寄っていると、愛海から話を聞いた冬真が帰ってくる。
「秘密、守るためなんでしょ?愛海ちゃんから全部聞いた」
「やめろ、冬真」
「無理だよ、黙ってるなんて」
「さっきから意味分かんねえよ!」
「よせ冬真!」
「俺と兄ちゃんの本当の兄弟じゃなかったんだよ、夏向は」
今まで必死に千秋が隠し続けて来た事実を知らされた夏向は突然のことで信じられず、傍にいた美咲も唖然としていた。
「兄ちゃんはずっと知ってたんだよね?」
「……」
「夏向と話したいって人が来てるんだ。ちょっと待ってて」
冬真は夏向の本当の妹だと連れてきた愛海は重篤な病で苦しんでいて、一刻も早く輸血が必要な治療をしたいと実の兄を探していたと言う。
いきなりの事に動揺を隠しきれずに出て行ってしまう夏向を美咲は追いかけるのだが、かける言葉が見当たらないのだった。
柴崎家に戻った美咲は冬真に夏向が心配ではないのかと問いかけるが、冬真は自分のせいでこんなことになったと言いたいのかと怒ってしまう。
美咲や千秋はいつも夏向の味方で自分が本当の兄弟でない方が良かったと言い放ち、冬真も家を出て行ってしまうのだった。
冬真とすれ違いに帰ってきた夏向のもとに美咲は翌朝食事の用意ができたと声をかけるのだが、そこに夏向の姿はなかった。
シェフ不在では店が開けられないために美咲は千秋とともにレストランの予約客にキャンセルの連絡するのだが、千秋は夏向を傷つけてしまったのではないかと自分を責めていた。
美咲は夏向の携帯が部屋に置きっぱなしなことに気づくのだが、夏向の部屋に戸籍標本があるのを見つける。
「千秋さん、夏向さんの部屋にこれ…!」
「渚さんに会いに行ったのかもな、夏向」
「え…?」
「愛海さんにこれ貰って。渚さん、夏向の本当のお母さん。今、尾道の病院に入院してるんだって。元々、Sea Sonsで働いてた人でさ」
「え?」
「夏向を親父に預けて、突然いなくなったんだよ。親父はね、一度夏向の近況を知らせる手紙を出したんだけど、そしたらあの人今の家族に夏向の存在は秘密にしてるからもう二度と連絡してこないで欲しいってそう言われたんだって」
「そんな…!?」
「なかったことにされたんだよ、夏向は」
美咲はなかったことにされた事実を知った時に一人はさびしいはずだと夏向を迎えに行こうとすると、千秋も一緒に付いてきてくれるのだった。
ところが楓の電話で冬真の居場所が判明し、美咲は千秋に冬真のことも任せて一人で尾道へと向かう。
その頃、尾道の病院に着いた夏向だったが、渚に愛海のボーイフレンドだと勘違いされてしまう。
更に愛海が一人娘だと紹介された夏向は輸血の協力をすると、何も言わずにそのまま病院からいなくなってしまう。
愛海からそのことを聞いた美咲は海にいる夏向を見つけ、夏向にしかできないことをやったご褒美としてアイスをプレゼントするのだった。
「全然実感湧かなかったわ」
「ん?」
「俺を産んだっつう人の顔を見ても。ってか、今更兄弟じゃねえって言われる方がもっと実感湧かねえけど。完全に騙された。ホントスゲーよ、親父もお袋も兄貴も。普通気付くだろ、血繋がってなかったら。アイツらホント嘘上手すぎ」
「うん。でもさ、世界で一番温かい嘘だよね」
「あぁ。でも、今更知ったところで親父に礼も言えねえけど。最後の願いも叶えてやれてねえし」
「え?」
「約束したんだ」
春人は冬真に料理を教えるのを楽しみにしていたが、冬真がシェフになると決心するまで教えるのを我慢しており、その日を迎える前に病に倒れてしまったために夏向が代わりに料理を教えてやってほしいと頼まれていたのだった。
「でも約束どころか冬真は俺のせいで料理を辞めた」
「兄貴失格…って思ってるでしょ?千秋さんも同じこと言ってた」
「何で兄貴が?」
「アンタのこと守ってやれなかったって。似てるよね、ホント。何だかんだ弟思いの優しい兄貴なとことかさ」
美咲に連れられて観光した夏向は元気を取り戻し、何故来たのか尋ねるのだった。
「アンタのそばにいたいって思ったから。いやさ、携帯おいて駆使、無断欠勤するし、一言文句言ってやんなきゃ気が済まなかったんだよ。それと…忘れ物を届けにね」
一方、千秋から夏向の約束のことを聞かされた冬真は夏向が用意していた特訓ノートに目を通して涙を流していた。
そして、美咲が夏向を連れて帰ってくると、千秋はおかえりと今まで通りに優しく迎え、Sea Sonsにやって来た冬真は料理を教えてほしいと頼んでくるのだった。
兄弟仲が元に戻ってよかったです。
夏向は要らない子扱いされていたけど、春人パパと涼子ママの愛情たっぷり受けて育ったんですね。
残りの話数は美咲と夏向の恋愛が描かれるんでしょうか…?






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契約書のサインを見つけた夏向が千秋に詰め寄っていると、愛海から話を聞いた冬真が帰ってくる。
「秘密、守るためなんでしょ?愛海ちゃんから全部聞いた」
「やめろ、冬真」
「無理だよ、黙ってるなんて」
「さっきから意味分かんねえよ!」
「よせ冬真!」
「俺と兄ちゃんの本当の兄弟じゃなかったんだよ、夏向は」
今まで必死に千秋が隠し続けて来た事実を知らされた夏向は突然のことで信じられず、傍にいた美咲も唖然としていた。
「兄ちゃんはずっと知ってたんだよね?」
「……」
「夏向と話したいって人が来てるんだ。ちょっと待ってて」
冬真は夏向の本当の妹だと連れてきた愛海は重篤な病で苦しんでいて、一刻も早く輸血が必要な治療をしたいと実の兄を探していたと言う。
いきなりの事に動揺を隠しきれずに出て行ってしまう夏向を美咲は追いかけるのだが、かける言葉が見当たらないのだった。
柴崎家に戻った美咲は冬真に夏向が心配ではないのかと問いかけるが、冬真は自分のせいでこんなことになったと言いたいのかと怒ってしまう。
美咲や千秋はいつも夏向の味方で自分が本当の兄弟でない方が良かったと言い放ち、冬真も家を出て行ってしまうのだった。
冬真とすれ違いに帰ってきた夏向のもとに美咲は翌朝食事の用意ができたと声をかけるのだが、そこに夏向の姿はなかった。
シェフ不在では店が開けられないために美咲は千秋とともにレストランの予約客にキャンセルの連絡するのだが、千秋は夏向を傷つけてしまったのではないかと自分を責めていた。
美咲は夏向の携帯が部屋に置きっぱなしなことに気づくのだが、夏向の部屋に戸籍標本があるのを見つける。
「千秋さん、夏向さんの部屋にこれ…!」
「渚さんに会いに行ったのかもな、夏向」
「え…?」
「愛海さんにこれ貰って。渚さん、夏向の本当のお母さん。今、尾道の病院に入院してるんだって。元々、Sea Sonsで働いてた人でさ」
「え?」
「夏向を親父に預けて、突然いなくなったんだよ。親父はね、一度夏向の近況を知らせる手紙を出したんだけど、そしたらあの人今の家族に夏向の存在は秘密にしてるからもう二度と連絡してこないで欲しいってそう言われたんだって」
「そんな…!?」
「なかったことにされたんだよ、夏向は」
美咲はなかったことにされた事実を知った時に一人はさびしいはずだと夏向を迎えに行こうとすると、千秋も一緒に付いてきてくれるのだった。
ところが楓の電話で冬真の居場所が判明し、美咲は千秋に冬真のことも任せて一人で尾道へと向かう。
その頃、尾道の病院に着いた夏向だったが、渚に愛海のボーイフレンドだと勘違いされてしまう。
更に愛海が一人娘だと紹介された夏向は輸血の協力をすると、何も言わずにそのまま病院からいなくなってしまう。
愛海からそのことを聞いた美咲は海にいる夏向を見つけ、夏向にしかできないことをやったご褒美としてアイスをプレゼントするのだった。
「全然実感湧かなかったわ」
「ん?」
「俺を産んだっつう人の顔を見ても。ってか、今更兄弟じゃねえって言われる方がもっと実感湧かねえけど。完全に騙された。ホントスゲーよ、親父もお袋も兄貴も。普通気付くだろ、血繋がってなかったら。アイツらホント嘘上手すぎ」
「うん。でもさ、世界で一番温かい嘘だよね」
「あぁ。でも、今更知ったところで親父に礼も言えねえけど。最後の願いも叶えてやれてねえし」
「え?」
「約束したんだ」
春人は冬真に料理を教えるのを楽しみにしていたが、冬真がシェフになると決心するまで教えるのを我慢しており、その日を迎える前に病に倒れてしまったために夏向が代わりに料理を教えてやってほしいと頼まれていたのだった。
「でも約束どころか冬真は俺のせいで料理を辞めた」
「兄貴失格…って思ってるでしょ?千秋さんも同じこと言ってた」
「何で兄貴が?」
「アンタのこと守ってやれなかったって。似てるよね、ホント。何だかんだ弟思いの優しい兄貴なとことかさ」
美咲に連れられて観光した夏向は元気を取り戻し、何故来たのか尋ねるのだった。
「アンタのそばにいたいって思ったから。いやさ、携帯おいて駆使、無断欠勤するし、一言文句言ってやんなきゃ気が済まなかったんだよ。それと…忘れ物を届けにね」
一方、千秋から夏向の約束のことを聞かされた冬真は夏向が用意していた特訓ノートに目を通して涙を流していた。
そして、美咲が夏向を連れて帰ってくると、千秋はおかえりと今まで通りに優しく迎え、Sea Sonsにやって来た冬真は料理を教えてほしいと頼んでくるのだった。
兄弟仲が元に戻ってよかったです。
夏向は要らない子扱いされていたけど、春人パパと涼子ママの愛情たっぷり受けて育ったんですね。
残りの話数は美咲と夏向の恋愛が描かれるんでしょうか…?






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