仮面ライダーオーズ/OOO 第42話「氷とグリード化と砕けた翼」

仮面ライダーオーズ/OOOの第42話を見ました。



第42話　氷とグリード化と砕けた翼

アンキロサウルスヤミーと戦う後藤は足下に冷気を浴びてしまい、動けない状態になってしまい、一気に形勢逆転かと思われたが、里中が合流してくれたことでなんとかピンチをしのぎ、映司のもとへと向かう。

そんな後藤と里中の耳に映司に語りかける真木の言葉が聞こえてくる。
2人が聞いているとも知らずに言葉を続ける真木は人間がグリードになることの恐ろしい現実を赤裸々に語っていく。
真木は映司の持つ恐竜のコアメダルを渡すよう迫るものの、断固として拒否する映司にある事実を伝える。
｢火野くん、君は知ってて見ないフリをしてるんですか？自分がグリードになろうとしていることに。いいですか？火野くん。グリードとはその名の通り欲望の塊です。が、逆を言えば欲望しかない。ただ欲し続けるしかなく、どれほどの欲望を抱こうともそれが満たされる喜びを味わうことはできないんです。例えば欲望が満たされたと感じるツールの一つ・感覚――見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、つまり人間の五感。グリード達が見る世界の色はくすんでいます。音は濁っている、君もそろそろ感じているはずです。いや、感じなくなっているといった方がいいですか。だからグリードは欲するんです、ひたすらに。彼らはコアメダルを揃えて完全復活した時には人間の感じるそれら全てを貪るでしょ、人間ごと喰らって｣
｢人間ごと…？｣
｢それを更に大きく暴走させれば世界そのものを喰らう。それでも満たされない絶望的なまでに深い欲望で。それは塵一つ残らない美しい終末｣
｢…だったら、尚更メダルは渡せませんね。はぁはぁ…｣
｢しかし、渡せば君は美しいものを美しいと感じられるままに終末を迎えられますよ、こうならずに｣
後藤に救出された映司はメダルを奪われずに逃走する。

アンキロサウルスヤミーが現れ、現場へ急行する映司を止めようとグリード化を阻止するために信吾と比奈が立ちはだかるが、ヤミーに加えアンク（ロスト）の存在を感じる映司は留まるわけにはいかないのだった。
アンキロサウルスヤミーの冷気による攻撃に動きを封じられた人々は、助けて欲しければオーズを呼べとヤミーに言われて口々にオーズの名を叫び始めるのだった。
人々の助けを求める声に逆らうわけにはいかない映司は必死で止める比奈を説得すると、ラトラーターコンボに変身してヤミーがいる現場へと走り去る。

人々を救出した映司はコアメダルを取り戻そうと現れたアンク（ロスト）と対峙し、アンクがそう簡単に消えるはずがないとプトティラコンボに変身してアンク（ロスト）にぶつかっていく。
そんな映司を正視できない比奈に映司の戦わずにいられない気持ちの分かる信吾は映司を都合の良い神様にしちゃいけないと暴走から救うように諭すのだった。

アンク（ロスト）と空中で戦う映司はコアメダルを破壊し、アンク（ロスト）を撃破する。
プトティラコンボとして最大限の力を使った映司は苦しみながら手を伸ばすが、その手を比奈が優しく包み込む。
｢映司くん…映司くん!!大丈夫、大丈夫だから｣
映司は元の姿へと戻ると、アンクの腕が大量のセルメダルをまとい、ついにはアンクが復活する。
｢映司、今度ばかりは礼を言ってやってもいい。目障りな偽者が消えてくれたからな。後は…｣
映司の制止する声など耳に入らないアンクは信吾に近づいていくのだった。

次回、「ハゲタカと対立とアンクリターンズ」

ファイナルステージのチケットもGETできたし、楽しみではあるけどそれは最終回が近いってことなのでちょっとさみしい…

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