スイートプリキュア♪ 第23話「ザザ～ン！涙は世界で一番ちいさな海ニャ！」

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第23話　ザザ～ン！涙は世界で一番ちいさな海ニャ！

ある日、エレンは、調べの館でマモルという男の子に出会う。
しばらくすると、マモルを探しに来た父親が調べの館にやってくるのだが、マモルはエレンと一緒に隠れてしまう。

そこにエレンを探す響や奏、ハミィがやってくると、マモルは隠れた理由を話し始める。
町の病院で働くマモルの父親は医者として船に乗ることになり、１年間も家に帰ってこれなくなってしまったためにマモルはさびしさのあまり、父親とケンカして父親のカバンを持って家を飛び出してきてしまったのだった。
心と心がつながっていれば大丈夫だと響はマモルを励ますが、エレンは人は誰だって最後は一人ぼっちで、一人で生きていけるように強くなればいいと話す。
「そんなことない。みんな、誰かと繋がってる」
「エレンだって一人じゃない、私達が…」
「私は一人ぼっちよ!!心の繋がりなんてちょっとしたきっかけであっけなく消えてしまう。だったらいっそ、最初からそんなものない方がマシよ」
マモルの気持ちが揺れる中、マモルは持ってきた父親のカバンの中に父親が作ってくれた小さなぬいぐるみのお守りを見つけるのだった。
ところが、そこへトリオ・ザ・マイナーが現れ、ぬいぐるみのお守りの中の音符がネガトーンにされてしまい、響と奏はプリキュアに変身する。
「「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!」」
｢爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!!｣
｢爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!!｣
「「届け、2人の組曲!スイートプリキュア♪」」
響と奏はネガトーンに立ち向かっていく。
「何で!?何であの二人はあんなに頑張れるの!?こんな私にも一人じゃないなんていえるのは…どうして!?」
「二人はただ、自分の心に素直なだけニャ。守りたいもののために全力で頑張る、力を合わせる、それがハーモニーパワー、それこそが…」
「プリキュア…」
マモル達を苦しめるトリオ・ザ・マイナーにエレンはやめてと叫ぶ。
「ひどい？何を今更。貴様が今まで散々やってきたことではないか!!」
「これが、私がしてきたこと…。やっぱり私は、プリキュアの資格なんて…」
「セイレーン、プリキュアの資格とか今までのことなんかより、セイレーンは今どうしたいニャ？」
「私は…私は、守りたい…私が今まで壊してきたものを、友情とか愛情とか信じる心、そう心の絆を。私はもう二度と壊したくない!!そのための力が、その資格がこの私にあるというのなら、私はプリキュアになりたい!!」
エレンの素直な気持ちにソリーとラリーがキュアモジューレを持ってきてくれ、キュアビートに変身するのだった。
｢レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!!爪弾くは魂の調べ!キュアビート!!｣
キュアビートに変身したエレンはネガトーンやトリオ・ザ・マイナーを同時に相手にしながら戦う。
｢弾き鳴らせ、愛の魂！ラブギターロッド!!おいで、ソリー!!チェンジ、ソウルロッド！駆け巡れ、トーンのリング！プリキュア・ハートフルビートロック!!三拍子！1・2・3！フィナーレ!!｣
エレンはネガトーンを撃破すると、ハミィが音符を回収するのだった。

次回、「サンサン！お砂のハミィで友情の完成ニャ！」

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