ハイキュー!! 第17話「鉄壁」

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第17話　鉄壁

旭にとって因縁のある伊達工業とのインターハイ2回戦目が始まった。
立ち上がりにサーブで崩しブロックで仕留める戦術をとる伊達工に対し、烏野はレシーブ重視のフォーメーションをとる。

大きく立ちはだかる伊達工の『壁』を前に日向達はリードしているものの、トスを上げてから跳ぶというリードブロックを相手にかろうじてシャットアウトを免れているという状況で気持ちよくは打たせてもらえずにいた。
｢気にすんな。次だ、次。次は絶対決まる｣
｢絶対？あ、やんのか!?ギュンの方やんのか!?｣
｢エライ久々な気すんな。お前の一番のジャンプ、一番のスピードで跳べ。ボールは俺が持っていく｣
変人速攻がまぐれか判断できない伊達工だったが、2度も打ってきたことで伊達工はたまらずタイムアウトしてリードブロックじゃなく10番をマークして跳ぶように監督が指示する。
日向が光れば光るほど伊達工のブロックの目は眩むが、日向のスパイクがブロックされていく。
｢もってこ～～い!!｣
日向のジャンプに釣られて伊達工のブロックも跳ぶが、音駒のパイプのように日向の背後から跳んだ旭の鋭いスパイクが決まるのだった。
｢今決めたの、俺じゃないのに…俺、スパイク打ってないのに…すごいゾクゾクした｣
｢最強の囮もエースに劣らず格好良いだろ？｣

次回、「背中の護り」






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