スイートプリキュア♪ 第30話「ワオーン！ヒーリングチェストの不思議ニャ！」

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第30話　ワオーン！ヒーリングチェストの不思議ニャ！

魔境の森からクレッシェンドトーンが宿るヒーリングチェストを取り戻した響はクラスメイトの和音からテスト勉強を教えてもらおうとするが、音楽みたいな犬の鳴き声を聞いたというテストと関係ない不思議な話を聞かされる。
｢響のテストはどうだったかニャ？…聞くまでもなかったニャ…｣
｢もうダメ、私…｣
｢そんな大袈裟な…｣
奏もエレンもいい点数を取っており、落ち込む響だが、次の時間は体育のために少し元気を取り戻す。
そして、響は学校の階段がピアノの鍵盤みたいに音を立てる不思議体験をするのだった。

これは誰かの仕業なのかと考えた響と奏、エレンは音吉なら知ってるかも知れないと調べの館へ行ってみると、誰もいないのにパイプオルガンの音が聞こえてくる。
｢静かにせんか。折角の演奏が聞こえんじゃろ。音の源の精霊が近くに来ておるようじゃの。あなたの力ですね、クレッシェンドトーン｣
｢な、何でその名前を!?｣
クレッシェンドトーンと音吉は知り合いだったらしいが、関係はまだ秘密にされてしまっていた。

謎は深まる中、響が持っていたテストのプリントに音符が浮かぶのだが、バスドラがプリントをネガトーンに変えてしまう。
響と奏、エレンの3人はプリキュアに変身してネガトーンに立ち向かう。
「「「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!!」」」
｢爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!!｣
｢爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!!｣
｢レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!!爪弾くは魂の調べ!キュアビート!!｣
「「「届け、3人の組曲！スイートプリキュア♪」」」
何故かネガトーンに問題を出され、奏とエレンは簡単に答えるが、響は答えられず、響が狙い撃ちされてしまう。
｢ドゥハハハハ！てんで、ダメダメだな｣
｢だって、分かんないんだもん…。でも、ちゃんと次までには勉強する！私を励ましてくれたみんなを裏切りたくない！みんなを笑顔にできるように次こそ頑張って、絶対答えて見せる！それが今の私の答えだよ！｣
｢そんなことが答えになるか！｣
『いいえ、分からないことは誰にだってあります。でも、だからこそわかろうと努力するその心が哀切なのです。キュアメロディ、あなたの答え私にとっては花丸です。さぁ、今こそあなたに力を貸しましょう。鍵盤をなぞりなさい』
ヒーリングチェストの鍵盤をなぞった響は強大なパワーに付いていけずに失敗したものの、奏とエレンと共に必殺技を繰り出す。
「「「駆け巡れ、トーンのリング！」」」
｢プリキュア・ミュージックロンド!!｣
｢プリキュア・ミュージックロンド!!｣
｢プリキュア・ハートフルビートロック!!｣
「「「三拍子！1・2・3！フィナーレ!!」」」
ネガトーンを撃破すると、音符をハミィが回収するのだった。

次回、「ワンツー！プリキュアキャンプでパワーアップニャ！」

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