美男高校地球防衛部LOVE! 第8話「愛は彷徨う」

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第8話　愛は彷徨う

コミュ障で引き籠っていた古見翔が征服部に襲われ、友情を引き裂く怪人と化す中、熱史と煙が遅刻しそうだと眉難高校へと走って登校していたのだが、コンビニに立ち寄った後、煙は怪人の発する電波に操られ、熱史に怒りを覚えるのだった。
｢置いてくなよ｣
｢…!?ビックリした！｣
｢寂しいじゃねえか｣
｢だって遅刻するから…｣
｢俺は遅れてもいいってのか!?｣
｢だから待ってたんだろ｣
｢待ってねえじゃん！行ってんじゃん！｣
｢ゆっくり歩いて待ってたろ？何なの？いやに絡むな…｣
｢最近、お前冷たいよな｣
｢何を根拠に？今年の夏休みなんか史上最高に遊んだろ｣
｢何か逆に近づき過ぎた的な…｣
｢何、面倒臭いこと言ってんの？｣
｢そうだよな、俺って面倒臭い奴だよな｣
｢どうしたの？煙ちゃん、毒キノコでも食べた？｣
｢もう俺に近寄るな！｣
熱史に対して重いと怒鳴り出し、理由が分からないまま2人の間に生じた亀裂は、ついに防衛部を抜ける騒ぎにまで発展してしまう。
｢俺は知ってんだからな。お前は有基と俺とでメールのテンションが全然違うことを！俺には5文字以下の返信ばっかなのに｣
｢有基のメールはお前みたいに用件だけで句読点もない適当な文じゃなくてテンション高い顔文字とか付いてくんだよ！それなりに返してやらなきゃって思うだろ!?｣
携帯盗み見したのかと怒る熱史と顔文字も付けて返信してほしいと怒る煙の喧嘩に巻き込まれた有基は闇雲に2人に仲直りを迫るが、硫黄と立に窘められてしまう。
ラブレスレットにも感知できないほどのステレス怪人のせいではないかとウォンバットは考え、同じように喧嘩を始めたクラスメイトに心当たりのある硫黄と立は頭を使って怪人探しを始めることにするのだった。
聞き込みにより、怪しいと突き止めたコンビニに一人で向かった有基はコンビニの上の居住スペースに引き籠っている怪人を見つけ、ラブステッキで外に追い出すことに成功する。
｢煙ちゃんを返せ！エピナールハリケーン!!面倒臭がりで無気力ないつもの煙ちゃんを返せ！｣
怪人の攻撃に絶体絶命に陥る熱史のもとに駆けつけた煙はお姫様抱っこにより救出するのだった。
｢もっと食えよ！軽いんだよ!!｣
｢えぇ!?｣
｢やったぁ！倒してないけど、元に戻った！｣
｢戻ってない！戻ってない…現に今も超ムカついてる。ムカついてるけど、それ以上にこんなくだらねえ喧嘩で親友を失くそうとしてる自分に腸煮えくり返ってんだ!!｣
熱史も喧嘩がしたくなる電波を浴びてしまうが、喧嘩をするのは今じゃないと熱史と煙は怪人に同時に攻撃するのだった。
｢煌めけ、愛のルミエール!!｣
｢閃け、清冽なるアクア!!｣
｢貫け、雄々しきハリケーン!!｣
｢轟け、怒涛のガイア!!｣
｢ときめけ、烈火のイグニート!!｣
「「ラブアタック!!ラブシャワー!!」」
熱史と煙が怪人を浄化し、元に戻った煙は熱史とお互いに謝り倒すのだった。

次回、「愛はプライドより強し」

煙と熱史の喧嘩、どうなるかと思いましたが、怪人が意外と強い上にバトルまで挿入歌で熱くなるとは思いもしませんでした！
痴話喧嘩も面白かったけど、仲いい2人の方がいいですからね。
円盤全巻予約してるとはいえ、前回の海回と今回の喧嘩回の入った4巻は永久保存版かもしれないですね！





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