世界一初恋2 第1話「A good beginning makes a good ending.」

世界一初恋2の第1話を見ました。



第1話　A good beginning makes a good ending.

雑誌の進行係りを任されることになった律だが、締切日だというのに原稿が一つも上がっていない状態だった。
｢っつーかさ、やる気満々なのは結構だが、印刷所がこの日程で締切設定してくるのがおかしいととっとと気付け｣
｢え？｣
｢今までの発売からスケジュールを逆算してみろ｣
印刷所から舐められていると高野に言われた律だが、進行が早いに越したことはないと話す。
「アホか、お前は。編集の仕事は94％、原稿を手放さない作家をいかに騙くらかして取り上げて、ギリギリのギリギリまで印刷所を待たして原稿をねじ込むこと、だろうが!!」
担当作家の単行本の見本ができたことに律は嫌な気分が吹っ飛んだのだが、高野に頭に付いていた埃を取ってもらった際に頭に触られたことでドキッとする。
｢俺ん家で寝ればいつでも起こしてやるのに｣

書店で本の売れ行きを確認する律は横澤に激しく当たられ、高野と横澤が付き合っていたのかという質問する。
｢だとしたら？｣
更に高野との電話で横澤はさり気無く"政宗"と呼ぶのだった。

いつになってもエメラルド編集部の原稿は進まず、仕事の忙しさで編集部の人達もいつになく汚い投げやり口調で怖くなっていた。
終電で帰宅した律は駅前のコンビニで高野と会い、部屋に強引に連れ込まれてしまう。
お酒で酔って頬を上気させた律に高野が酒臭さなど気にせずに突然キスをする。
｢やめて、くれませんか…高野さん、横澤さんと付き合ってるくせに…ひっく…よくこんなことできますね。そういう人、いるなら俺にちょっかい出すのやめて欲しいんですけど｣
｢はぁ？お前、何の話してんだ？｣
｢横澤さんから聞いたんですよ！総務の子がバーで二人を見たって…そうですよね、なんか高野さん、横澤さんといる時、凄く楽しそうにしてるし。そりゃ好きな人と一緒にいれば楽しいですよね。ハハハハハ…｣
｢お前、酔ってんな｣
律は高野にいちいち何かされるたびにグルグルしてしまうと涙を流し、部屋を出ていこうと立ち上がると、高野が律の腕を掴んで押し倒してしまう。
「お前の側にいて、俺がなんともねーとでも思ってんのか？からかってなんかねえよ、目の前に好きな奴がいたら仕事中だろうがなんだろうが公私混同するに決まってんだろ。あんまり俺を刺激するんじゃねえよ…！止まらなくなる」
そして、押し倒した律に高野はキスをするのだった。
「何をどう聞いたのか知らねえが、自己完結してんじゃねえよ。俺が好きなのはテメーだって言ってんだろ。そこまで言うなら認めろよ、お前、俺のこと好きなんだろ？これだけ俺が好きっつってんのに何か不満でもあるのかよ!?まだ足りねーって言うなら、あとどれだけ好きならお前は俺を受け入れる？小野寺、覚えておけ。お前に婚約者がいようといまいと、俺は…！」
｢…先輩、っ…｣
｢…律、好きだ｣

何も覚えていない律が目覚めると裸でしかも体中にキスマークが残されていた。
｢お前、覚えてねえの？｣
｢な、何をですか？｣
｢本気で覚えてねえのかよ…｣
｢すみません…俺、何かしました？｣
｢お前、やっぱり最悪だな｣
足腰が立たなくなってしまった律は酒のせいで記憶がないので何もなかったと信じ込んで部屋から出ていこうとする。
｢とりあえずさ、お前、横澤と何話したわけ？｣
｢え、な、何のことですか？｣
｢俺のことで聞きたいことがあるんだろう？｣
｢ハハ…そんなのありませんよ。なんか勘違いされてるんじゃありませんか？失礼します｣
｢じゃあ一つだけ教えてやる。お前、自分が思ってるより俺のこと好きみたいだぜ｣

次回、「One cannot love and be wise.」

第2期は最初から高野さんが飛ばしてますねｗ
高野さんと横澤さんの過去も気になりますぞ！

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