スイートプリキュア♪ 第35話「ジャキーン！遂にミューズが仮面をとったニャ！」

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第35話　ジャキーン！遂にミューズが仮面をとったニャ！

ハーモニーパワーが高まった響達がネガトーンを浄化後、そのままメフィストにも攻撃しようとするが、突然メフィストの前に立ち塞がるとキュアミューズがメフィストを庇う。
動揺する響達の隙をついて、メフィストはフェアリートーンの持つ音符を全て奪い去ってしまうのだった。
｢どうしてミューズはメフィストを庇ったりしたんだろ…？｣
｢ミューズは私達と同じプリキュアなのにメフィストの味方をするなんて…｣
｢ミューズには何か事情があるんじゃないかしら？私もそうだったから…。何か事情があって正義と悪の間で悩んでいるんじゃないかしら？｣
｢ミューズは誰かに操られてるニャ？｣
｢そうかな？そんな風には見えないけど…｣
｢じゃあ、もっと何か別の理由があるのかも…｣

メフィストが奪った音符によって不幸の楽譜が完成したかに見えたが、音符が足りなかったためにトリオ・ザ・マイナーが加音町に現れる。
しかし、音符探しをせずにたこ焼きに寄り道してしまっていたトリオ・ザ・マイナーに代わってメフィストがネガトーンを生み出して、悲しい音楽を演奏させてしまう。
そのため、響と奏、エレンの3人はプリキュアに変身してネガトーンに立ち向かう。
「「「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!!」」」
｢爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!!｣
｢爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!!｣
｢爪弾くは魂の調べ!キュアビート!!｣
「「「届け、3人の組曲！スイートプリキュア♪」」」
手緩いとメフィストはネガトーンに悪のノイズを送ってネガトーンをパワーアップさせてしまうが、響はエレンが耳につけたヘッドフォンから流れる悪のノイズを聞いて悪の心に染められていたようにメフィストも耳にヘッドフォンをしていることに気付くのだった。
｢ちょっと待って…。エレンの心を悪に染めたヘッドフォンをメフィストがしてるってことは…｣
｢…っ!?｣
｢メフィストも何者かによって悪に染められているのかもしれない…｣
｢メフィストを操る更なる悪…だとしたら…｣
｢本当の敵はメフィストじゃない…！｣
｢ミューズはそのことを知っていたんじゃない…？ミューズ把握に操られたメフィストと戦うべきかってずっと苦しんでいたのかもしれない…｣
｢どうすればいいの…？メフィストが悪に操られているだけなら、そんな人と戦えないよ…!｣
｢私達はメフィストと戦うわけじゃない！私達はメフィストを操る悪の心と戦うの！｣
｢悪の心？｣
｢プリキュアが何のために戦っているのか…私は全ての人の幸せを守りためだと思う！それはメフィストが相手でも同じこと！メフィストを操る悪の心と戦うことがメフィストの幸せを守るということなのよ!!｣
「「「出でよ、全ての音の源よ。届けましょう、希望のシンフォニー！プリキュア・スイートセッションアンサンブル!!フィナーレ！」」」
ハーモニーパワーが高まった響達がネガトーンを浄化するが、メフィスト自身が自分をネガトーンに変化させて襲いかかってきて響達は危機に陥る。
｢大丈夫ニャ!?｣
｢大丈夫じゃないけど…｣
｢絶対に逃げるわけにはいかない…！｣
｢正々堂々と戦って、悪の心を打ち消してみせる!!｣
響達の言葉を聞いたキュアミューズがメフィストの攻撃から響達を守るように現れる。
｢…もうやめて、パパ!!｣
｢パパって、ことは…｣
｢ミューズはメフィストの娘…？｣
｢娘…それじゃまさか…｣
｢ミューズの正体は…!?｣
キュアミューズが仮面を脱ぐと、現れたのは黄色のプリキュアだった。
｢アコ!?｣
――ミューズの正体はアコちゃん!?
｢パパ、もう目を覚まして！｣
｢何故だ!?何故お前がここに!?｣
｢これ以上、パパに悪いことをしてほしくないの！お願い、優しかったあの頃のパパに戻って…!!私はたとえ悪に操られているパパでも守りたかった…。でも、みんなが大切なことを教えてくれたの。あたしがパパを守りたいと思うなら、パパを操る悪の心とも戦わなければならない。たとえそれが、どんな辛い戦いになっても乗り越えなければならない。それが…パパを本当に守るということだから!!｣
悪のノイズに苦しむメフィストはその場から姿を消してしまうのだった。

次回、「キララーン！心に届け、ミューズの想いニャ！」

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