スイートプリキュア♪ 第37話「ワクワク！ハロウィンでみんな変身ニャ！」

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第37話　ワクワク！ハロウィンでみんな変身ニャ！

｢まったく低い声でうるさいな。メフィストが使い物にならなくなった今、お前達のリーダーはこの俺だ。いいな？｣
ファルセットからノイズの力を分け与えられたバスドラとバリトンは新たな力を得ることとなる。
｢俺の部下に相応しいようにパワーアップさせてやったのだ。ありがたく思え｣
しかし、新たな力と引き換えに美貌を失ってしまったバリトンは鏡を前に涙を流してしまう。
｢ギャアギャア喚くな。ノイズ様の御前だ｣

ノイズとは全宇宙の悲しみが集まった究極の悪で、音楽のない世界にするのが目的らしく、音吉によってノイズは封印されていたが、操ったメフィストやエレン達を利用して復活を目論んでいたのだった。
音吉が作っている聖なる音を奏でるパイプオルガンはノイズが復活した時に対抗するための手段らしく、メフィストは操られていた時のことを悔いるのではなく、これからメイジャーランドをノイズの脅威から命懸けで守ることを誓っていた。
｢ウフフフ…ノイズに操られる前より国王らしくなったみたい｣
親馬鹿なメフィストはアコがすぐに戻ってくることを願っていたが、プリキュアとして人間界を守るためにアコは人間界に残ると告げる。
｢パパ、私のことは心配しないで｣

ハロウィンの時期となり、響達は町の広場で行なわれる仮装パーティに参加することにする。
ハロウィンパーティで賑わう町の広場にパワーアップしたトリオ・ザ・マイナーが現れたために響と奏、エレン。アコの4人はプリキュアに変身して立ち向かう。
「「「「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!!」」」」
｢爪弾くは荒ぶる調べ！キュアメロディ!!｣
｢爪弾くはたおやかな調べ！キュアリズム!!｣
｢爪弾くは魂の調べ！キュアビート!!｣
｢爪弾くは女神の調べ！キュアミューズ!!｣
「「「「届け、4人の組曲！スイートプリキュア♪」」」」
響と奏、エレン、アコの4人はパワーアップしたネガトーンに苦戦する。
｢どんなに邪悪な心でも女神の調べで包んでみせる！おいで、シリー！シの音符のシャイニングメロディ！プリキュア・シャイニングサークル!!｣
ノイズの力でパワーアップしたネガトーンに1人で挑んだアコは返り討ちに遭ってしまう。
それでも一人で戦おうとするアコに響達はもう一人で頑張らなくていい。4人で一緒に笑おうと話す。
「「「「出でよ、全ての音の源よ。届けましょう、希望のシンフォニー！プリキュア・スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド!!」」」」
4人の合体技でネガトーンに攻撃するが、ファルセットの歌で阻止されてしまう。
そこで響と奏、エレンがファルセットの歌を阻止している隙にアコが必殺技を放つ。
｢おいで、シリー！シの音符のシャイニングメロディ！プリキュア・スパークリングシャワー!!三拍子、1・2・3、フィナーレ！｣
ネガトーンを浄化すると現れた音符をハミィが回収するのだった。

次回、「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ！」

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