海賊戦隊ゴーカイジャー 第37話「最強の決戦機」

海賊戦隊ゴーカイジャーの第37話を見ました。



第37話　最強の決戦機

｢そういや素朴な疑問なんだけどよ、ゴーカイジャーにも大いなる力ってあるんだろ？どんなんだ？｣
｢私達の大いなる力、ですか…？｣
｢考えたこともなかったな…｣
｢ゴーカイオーがそうなんじゃないの？ねぇ、マーベラス？｣
｢知るか｣
｢まぁいいや、変なこと聞いて悪かったな。じゃまた何かあったら呼んでくれよな！バリバリバリ～!!｣

マーベラス達のせいで地球侵略が思うように進まずに嘆いていたワルズ・ギルの元に、父であるザンギャック皇帝から頼まれた皇帝親衛隊・ドゴーミンが最強の決戦機・グレートワルズが運んでくる。
｢グレートワルズですって？素敵♪｣
｢まさか、こんなものを…。父上、感謝しますぞ｣
｢確かにザンギャック最強のグレートワルズを使えば、誰でも地球征服ができるのでは？｣
｢ダマラス、誰でもとはどういう意味だ？｣
｢いえ、決してそのような意味では…｣
｢まぁいい、兎に角コイツさえあれば我らの勝利は間違いなしだ!!｣

その頃、マーベラスは地球を守るということについて考えていた。
｢守ってねえし、守れてもいねえ｣
｢ちゃんと守ってますよ、もう素直じゃないんだから｣
｢鎧、お前が言うザンギャックから地球を守るってのはこういうことだったのか？｣
｢勿論ですよ！現れる敵をバッタバッタと薙ぎ倒し…っていうか、じゃあ逆に聞きますけど、マーベラスさんの“守る”ってどういうことなんですか？｣
船長のアカレッドはマーベラスを守るためザンギャックと戦って命を失い、今までザンギャックと戦って勝った者はいないために簡単に“守る”とは言えないのだった。

｢バリゾーグ、俺は子どもの頃からずっと父上の重臣達に囲まれていた。しかし、誰もが父に似ぬバカ息子と思っていただろう。俺は一人だ、お前がいなければな。俺はダマラスや父上の重臣共の鼻を明かしたい。お前は俺に付いてきてくれるな？｣
｢私はワルズ・ギル様の忠実な部下、どんな命令でもお聞き致します｣
｢グレートワルズで海賊共を排除する！バリゾーグ、奴らの船を探し出せ!!｣

バリゾーグ率いるドゴーミン達にガレオンを攻撃してきたためにマーベラス達はウルザードファイヤー、黒騎士、ズバーン、シグナルマン、デカスワンに豪快チェンジしてドゴーミン達に応戦する。


｢シド先輩、俺はあなたの記憶を取り戻そうと考えていた。だが、それが不可能ならば俺はあなたに語る言葉を持たない――この刃こそが俺の、言葉だ!!｣
｢剣などで誰と語るつもりだ!?生憎、私の刃に言葉などない。あるのはワルズ・ギル様への忠義のみ！｣
一方、ジョーは一人でバリゾーグに立ち向かい、バリゾーグはシド先輩の編み出した技を繰り出してくるためにジョーもシド先輩の技で応戦するが、両者の刃が衝撃となってぶつかり合ったことでジョーもバリゾーグも吹っ飛ばされてしまう。
そこにマーベラス達が駆けつけるが、ジョーは一人で戦おうと立ち上がる。
｢来るな!!手を出すな!!バリゾーグは俺がやる…！｣
そこにワルズ・ギルが現れ、マーベラス達が自分に従わないと分かると、グレートワルズを出動させる。
マーベラス達はゴーカイオーと豪獣神で応戦し、マッハルコンを出動させるが、グレートワルズに吹っ飛ばされてしまう。
そこで豪獣ゴーカイオーとなるが全く歯が立たず、限界を悟ったマーベラスは自分だけが残り、ジョー達5人を脱出させ、猛攻撃を受けたマーベラスだけを乗せた豪獣ゴーカイオーは吹っ飛ばされてしまうのだった。

次回、「夢を掴む力」






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