灼眼のシャナIII-FINAL- 第7話「神門」
灼眼のシャナIII-FINAL-の第7話を見ました


第7話 神門
「お前はいらない」
ヘカテーの思いが水色の炎弾となってシャナに襲いかかる。
「危険は取り除き、消し去ります」
炎弾で部屋の原型すらなくなろうとした時、悠二が止めに入り、悠二の口からシャナを生かしている意味と“蛇”が悠二の姿を纏っている理由が語られるのだった。
盟主の目的が自身の肉体を取り戻すために「神門」に行く必要があり、盟主達が星黎殿を離れる間、デカラビア達が護衛となる。
「何が起こるのか分からんのが戦だ。何度も言うが用心してかかれ」
「作戦方針は了解しております。我が統轄する以上、心配無用」
「兵を無駄に殺すなよ。兎に角俺達の帰還まで持たせろ」
一方、吉田はカムシンに渡された宝具の意味を問うと、悲劇の王子様の話を聞かされる。
「昔々、とある暑い国に生まれ、神童と呼ばれた王子がいました。ある時、暑い国を存在の力を喰らう怪物が襲いました。王子は王様を守って怪物に立ち向かいました。王子は王様に嫌われていることを知っていました。それでも王子は怪物と戦いました。勿論、王子は負けました。後は怪物に食べられるだけとなった時、王子は不思議な声を聞きました。『人としてのすべてを捨てて、ワシの器になってくれるなら巨大な力をあげよう』と。王子はとんでもない力を手に入れ、怪物を追い払いました。しかし、命懸けで救った王様も家臣達ももう誰も王子のことを覚えていませんでした。人としてのすべてを捨てるとはそういうことだったのです。王子は逃げた怪物を追って広い世界に旅立ちました。数百年後、王子は怪物と再会しました。王子は本当に久しぶりに本来の自分を知る者に会えたのです。王子は自分をこんな運命に落とした怪物を憎んでいました。しかし一方で王子は怪物のことが、そして怪物も王子のことが大好きだったのです。抱きしめる中で崩れる大好きな怪物を殺したのは王子でした。命に一寸届かぬ瀕死の重傷を大好きな王子に負わせたのは怪物でした。お互いそれが良かれと思って、お互いに後悔すると知っていて、お互いに大好きだと知っていて…それでも殺し合ったのです。それも一つの愛。愛を持つ者にとって、逆らい、怒り、罵り、戦い、殺すことはその否定にはならないのです。どころか強すぎる愛はそれらを加速さえさせる。相手の望むことだけが愛ではない」
その頃、盟主達は旅立とうとしていた。
次回、「開戦」





http://blog.livedoor.jp/mattari_6/archives/51803280.html
http://kinkan69.blog39.fc2.com/blog-entry-249.html


第7話 神門
「お前はいらない」
ヘカテーの思いが水色の炎弾となってシャナに襲いかかる。
「危険は取り除き、消し去ります」
炎弾で部屋の原型すらなくなろうとした時、悠二が止めに入り、悠二の口からシャナを生かしている意味と“蛇”が悠二の姿を纏っている理由が語られるのだった。
盟主の目的が自身の肉体を取り戻すために「神門」に行く必要があり、盟主達が星黎殿を離れる間、デカラビア達が護衛となる。
「何が起こるのか分からんのが戦だ。何度も言うが用心してかかれ」
「作戦方針は了解しております。我が統轄する以上、心配無用」
「兵を無駄に殺すなよ。兎に角俺達の帰還まで持たせろ」
一方、吉田はカムシンに渡された宝具の意味を問うと、悲劇の王子様の話を聞かされる。
「昔々、とある暑い国に生まれ、神童と呼ばれた王子がいました。ある時、暑い国を存在の力を喰らう怪物が襲いました。王子は王様を守って怪物に立ち向かいました。王子は王様に嫌われていることを知っていました。それでも王子は怪物と戦いました。勿論、王子は負けました。後は怪物に食べられるだけとなった時、王子は不思議な声を聞きました。『人としてのすべてを捨てて、ワシの器になってくれるなら巨大な力をあげよう』と。王子はとんでもない力を手に入れ、怪物を追い払いました。しかし、命懸けで救った王様も家臣達ももう誰も王子のことを覚えていませんでした。人としてのすべてを捨てるとはそういうことだったのです。王子は逃げた怪物を追って広い世界に旅立ちました。数百年後、王子は怪物と再会しました。王子は本当に久しぶりに本来の自分を知る者に会えたのです。王子は自分をこんな運命に落とした怪物を憎んでいました。しかし一方で王子は怪物のことが、そして怪物も王子のことが大好きだったのです。抱きしめる中で崩れる大好きな怪物を殺したのは王子でした。命に一寸届かぬ瀕死の重傷を大好きな王子に負わせたのは怪物でした。お互いそれが良かれと思って、お互いに後悔すると知っていて、お互いに大好きだと知っていて…それでも殺し合ったのです。それも一つの愛。愛を持つ者にとって、逆らい、怒り、罵り、戦い、殺すことはその否定にはならないのです。どころか強すぎる愛はそれらを加速さえさせる。相手の望むことだけが愛ではない」
その頃、盟主達は旅立とうとしていた。
次回、「開戦」





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【灼眼のシャナ?(Final) 第7話 神門 感想】
シャナのゴスロリ姿が女神すぎて!
いやー戦闘回前でもこういう武器があるのは強いですねー
カムシンの語った王子の悲劇もなかなかに心に残る内容で、楽しめました。
シャナ三期良い感じです!
灼眼のシャナ? -Final- 第07話 感想
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第07話 『神門』 感想
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“紅世の王”ヘカテーの思いが水色の炎弾となってシャナに襲いかかる。
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彼の口からシ...
灼眼のシャナIII 第07話
関連リンクhttp://www.shakugan.com/第7話 神門ヘカテーに襲われる絶体絶命なシャナ…はたしてどうなる!?シャナをいらないと襲うヘカテーどうやらシャナを遊びの部分だという盟主に対してそれさえもいらないとヘカテーはシャナを消そうと迫る一方祭礼の蛇はある儀式...
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神門の開設、そして盟主本体を取り戻す旅へ―――。
以下感想
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独断でシャナを殺しにかかるヘカテー。
灼眼のシャナ?(Final)第7話感想
記事はこちら(TBもこちらへ)
元記事はhttp://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2011/11/final-3efb.html
灼眼のシャナIII -FINAL- 第7話 「神門」
「似合ってるよ」
シャナが可愛すぎる(*´д`*)
間違いなくこれまでで一番可愛い^^
悠二もこの可愛さにはご満悦なようですw
この格好を悠二が選んだのなら、悠二はほんとイイ仕事をした!
悠二が盟主になって良かったなと思ってしまいました(つ∀`)
灼眼のシャナ III(Final)第7話 「神門」
嫉妬したヘカテーがシャナを討とうとしますが。
祭礼の蛇は、シャナを手元に置いておく理由を話して諭す。
炎髪灼眼の打ち手を滅ぼせば天壌の業火は別のものと契約してしまう。
なるほど考えてるんだw
...
灼眼のシャナIII #7
【神門】
灼眼のシャナ SET1 〈期間限定生産〉 [DVD]出演:釘宮理恵ジェネオン・ユニバーサル(2011-01-26)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
いちいち悠二の顔に笑ってしまうのは何故?
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それは祭礼の蛇が祭礼の蛇自身の本体を取り戻すための自在法。
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灼眼のシャナIII-Final- 【第07話】 レビュー
頂の座
灼眼のシャナ〓-Final 7話
「神門」
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灼眼のシャナIII 第7話
第7話『神門』[特典イラストブック付] 灼眼のシャナIII-FINAL- 第I巻 〈初回限定版〉 [Blu-ray]今回は・・・ヘカテーが暴走?
灼眼のシャナIII-Final-「第7話 神門」/ブログのエントリ
灼眼のシャナIII-Final-「第7話 神門」に関するブログのエントリページです。
シャナ 7話
カムシンの昔話が省略・改変しすぎて意味不明になってる……。
あと悠二の演説は祭礼の蛇の声の方が良かったような。
しかし、何というかつくづく演出がダサいなこのアニメは。
果たしてこのスタッフ腕でこ...
灼眼のシャナIII 第7話 「神門」
こんばんは、マサです。
遅くなりました・・・。
平日も休日もバタバタしとります。
・・・って、そろそろ言っても良いかな。
今「引越し」のための準備で、休日がほとんどその対 ...
灼眼のシャナIII(Final) 第7話 「神門」 を観て
バルマスケのしようとしてることが少し分かって来た感じで。
坂井悠二が祭礼の蛇そのものと思ってたけど、本体が別に存在してたんですね。
一方、吉田が再会したのはやっぱり彼。迷える吉田さんに道は...
灼眼のシャナ III(Final)第7話 「神門」
嫉妬するヘカテーたんヾ(*´∀`*)ノ
いやはや、能登さんボイスが素晴らしいです!
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吉田さんの前に現れたの...
灼眼のシャナIII -Final- 第7話
ヘカテーがシャナに襲い掛かる話。
現状のシャナではどうしようも無さそうな状態でしたが、流石に悠二が止めに入りましたね(笑)。
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◎灼眼のシャナIIIFinal第7話「神門」
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