機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096 第19話「再び光る宇宙」

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第19話　再び光る宇宙

マリーダはバンシィの相手を引き受け、バナージをネェル・アーガマの支援に向かわせるのだが、急場凌ぎで改修されたクシャトリヤでは苦戦を強いられる。
敵の攻撃でランチャーを破壊されて窮地のネェル・アーガマをユニコーンガンダムが救うも、アンジェロがサイコミュ機能を封じるサイコ・ジャマーの結界にユニコーンガンダムが捕えられてしまう。
激戦が続く中、ネェル・アーガマのブリッジからミネバはリディに必死で呼び掛ける。
『少尉、リディ少尉、リディ少尉。今、あなたがやらなければならないことは何かあなたの心は分かっているはず』
リディはミネバの幻影に右手を伸ばそうとするが、バンシィの右手がリボルビング・ランチャーに触れた瞬間 、リディはミネバに拒絶された光景がフラッシュバックしてしまい、再び怒りに表情を歪めたリディはランチャーを掴み取り、クシャトリヤを貫いてしまう。
『その生真面目な心が他人も自分も傷つける。落ち着いて周りを見渡せばいい。世界は広い、こんなにたくさんの人が響き合っている』
｢ま、待って…！お、俺は、俺は何をしたんだ…？｣
精神体となったマリーダはリディの手を握り諭すと、最後にジンネマンのもとに現れてお父さんと呼び消えて行くのだった。
拘束状態のユニコーンガンダム内でマリーダの死を悟ったバナージは激昂すると、ユニコーンガンダムはデストロイモードとなり、サイコフレームが緑色に発光を始める。
そして、錯乱状態に陥ったアンジェロはフル・フロンタルの幻影に手を伸ばした直後、自らのクローで胸部を刺し停止してしまう。
マリーダの言葉により冷静さを取り戻したリディは自らの犯した過ちに動揺し、バナージに自分を撃つよう訴えるも、バナージは無言のまま過ぎ去って行く。
｢君まで来ることはなかったのに｣
｢私にも見届ける権利が…いえ義務があります｣
｢多すぎる人が死んだ…ラプラスの箱がその犠牲に見合う物でなかったら…っ…｣
｢それが何であってもこれから何が起きたとしても約束して。必ず私に帰って来るって｣
インダストリアル7のメガラニカへと向かうバナージはミネバと約束を交わすと屋敷の中に入っていくのだった。

次回、「ラプラスの箱」

マリーダが命懸けでリディを正気に戻してくれてよかったですが、マリーダの死が悲しすぎます…。
バナージとミネバは屋敷の中に入ったのでこのままラプラスの箱が何か分かるんでしょうか…？
まだフル・フロンタルが何か仕掛けてきそうですね。





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