機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ＃27「嫉心の渦中で」

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの第27話を見ました。



＃27　嫉心の渦中で

｢敵は全てこちらの索敵範囲から離脱したそうです。追撃は？｣
｢やめとこう。こっちも立て直すのに時間がかかる。しかし、゛夜明けの地平線団”か…｣
｢厄介な相手に目を付けられましたね｣
犠牲者は出たものの、無事、宇宙海賊「夜明けの地平線団」を退けることに成功した鉄華団だったが、撃退したのは巨大な宇宙海賊の一部隊だったということが判明し、オルガは更なる襲撃に対して迎え撃つことを決意する。
｢で、どうするんだよ？“夜明けの地平線団”相手にやらかすか？｣
｢可能だと思うか？｣
｢だよな…。“夜明けの地平線団”といや、艦艇十隻の巨大集団だ。MSの数だって…｣
｢だが、そいつらの鉄華団が目を付けられた事実は変わらねえ。｣
｢そりゃな…｣
｢遠くない未来、一戦交えるのは避けられねえだろ。不可能を可能にできなきゃ鉄華団は終了だ｣
クーデリアと再会した三日月だったが、アトラがクーデリアに3人お揃いのブレスレットを持ってきてくれる。
｢これでどこにいたっていつでも一緒だよ｣
｢俺の最近臭うんだけど？｣
｢どれ？これ、三日月の臭いだよ。血みたいな臭い。気になるんなら洗ってあげるよ。行こ｣
その頃、マクギリスから夜明けの地平線団の討伐依頼を受けたオルガはマクギリスのことを信用はしていないものの最短で目的へ辿り着くために依頼を受けることにする。
阿頼耶識の手術を受けたいと願い出るハッシュだったが、適応年齢を過ぎていると言われても死んでも構わないと告げる。
｢ダメだよ！そんなこと簡単に言って、阿頼耶識の手術ってとっても危険なんだよ!?下手したら死んじゃうんだから！｣
｢分かってますよ｣
｢分かってないよ！団長はね、みんなのためを思って手術を禁止したんだから！｣
｢アンタに何が分かんだよ。いいから、退け…｣
アトラに手を上げようとしたハッシュを三日月が止めるのだった。
｢何で…何でアンタは良くって、アイツは…｣
｢アイツ？｣
ハッシュが育ったスラムで暮らす子供の希望の星だったビルスがみんなの生活を楽にしてやると兵士になると出て行ったものの、阿頼耶識の手術が失敗して腰から下が動かない体になってしまい、産廃になってしまったお荷物になった自分を許せず首を吊ってしまう。
｢俺達みんな思ってたんだ。ビルスに付いていきゃなんとかなるって。なのに…だから…俺が次のビルスにならなきゃなんねえんだ。俺は絶対にMSに乗ってみせる。そして三日月オーガスを越えてみせる。俺に付いてきゃ、こんなクソみてえな世界でもなんとかなるって…｣
アリアンロッドも海賊と戦うことになりジュリエッタは不満そうなイオクにラスタルのためにイオクもお守りすると告げる。
｢ご安心ください、イオク様は私がお守りいたします。私はラスタル様に拾ってもらった恩を忘れません。イオク様には別段思い入れはありませんが、ラスタル様のためにも必ずお守りいたします｣
｢な!?｣
｢実際、マクギリス程度ではラスタル様の敵になどなれるはずがありません。寧ろ、気になるのはあの男…｣
｢あぁ、アイツか…。しかし、今回のマクギリスの動きはアイツの進言から判明したことだぞ？｣
｢私はあの男がどうにも信用ならないのです｣
マクギリスの動きを進言したと言われる鉄仮面の男にラスタルは体調を尋ねていた。
｢イオクとジュリエッタを現場に向かわせた。マクギリスは石動を出したようだ。君の予想通りにな｣

次回、「夜明け前の戦い」

夜明けの地平線団に目を付けられた鉄華団は勝利できるのか気になります。
マクギリスの動きを読んでいる仮面の男も気になりますね。
やっぱりあの人なのか、そうじゃないのか明かされるのはいつかな!?
ハッシュの過去も明かされましたが、スラムの子供達も鉄華団に入れてもらえないのかな…？



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