世界一初恋2 第9話「Love is blind.」

世界一初恋2の第9話を見ました。



第9話　Love is blind.

三日前に翔太は雪名のバイト先の前で雪名が女性と待ち合わせをしてラブホテル街へと向かって歩いていくところを目撃してしまったために仕事に集中できず、高野に怒られてしまう。

期待したら傷つくだけだと自棄になった翔太は三ヶ月前に渋谷のクラブで会った相手と遊ぶことにするのだが、キスしようとしているところに雪名が現れ、怒った雪名が翔太を殴るのだった。
｢何すんだ、テメェ!!｣
｢すいません、この人と話があるんで帰ってくれます？｣
｢はぁ!?｣
｢これ以上言わせるな、帰れ!!｣
雪名が会っていたのは料理を教えてもらっていた女友達だということを翔太は教えられる。
｢だったら、その時間俺に回せばいいだろ!!お前、いっつもこっちが忙しかったら『あぁ、そうですか。じゃあまた』で終わりだろ？そういうのってこっちとしてはあぁどうでもいいんだなって思うんだよ｣
｢木佐さんに無理させたくなくて…普段会う時でさえ毎回仕事明けでヘロヘロになってるじゃないですか。この間も木佐さん、かなり忙しそうだったし無理してるのかなと思って…・俺、まだ学生だから社会人の大変さとかよく分かってないと思うんです。だから俺のわがままで木佐さんに迷惑かけるようなことはしたくなくて…。…できるなら毎日でも会いたいですよ、俺。木佐さん、俺のこと嫌いになったんですか？俺のことは遊びだったって本当ですか？｣
｢あのさ、もうやめよう。たとえ誤解が解けたとしても無理に決まってる。俺は見てくれさえ気に入れば誰とでも寝る男なんだよ｣
｢全然答えになってません!!俺のことどう思ってるんですか!?｣
｢だから、もういいって！お前、出てけ｣
｢木佐さん！俺のこと好きなんでしょ!?俺、木佐さんのそういうとこ全然意味分かんねえし。好きなのに何で別れなきゃいけないんですか!?誰かに反対でもされたんですか!?本当に嫌いになったとか飽きたとかなら、ちゃんと俺の目を見て言ってください!!｣
言い争いの中でお前のこと何も知らないという翔太に雪名は自己紹介を始めるのだった。
｢それから、好きな人…木佐翔太。木佐さんが色々遊んでたってのは本当なんだろうけど、ちゃんと俺だけを見ててくれるならそんなのどうでもいいです｣
｢でも…｣
｢でも？｣
｢自信がないんだ…自分にも、お前にずっと好きでいてもらえるかも｣
｢俺が木佐さんを好きな事は、木佐さんの自信になりませんか？それでも俺と別れたいなら手を放してください｣
手を放さなかった翔太は雪名とキスをしてお互いに好きだと告げるのだった。
そして、我慢は良くないと雪名は翔太の家に泊まりにやってくる。
｢俺、もう木佐さんに関しては我慢しないことに決めました。だって木佐さんが好きだから───｣

次回、「Love goes never without fear.」

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