ギルティクラウン phase09「捕食：prey」

ギルティクラウンの第9話を見ました。



phase09　捕食：prey

葬儀社のミッションをヴォイドの力で乗り越え、自信と余裕を持ち始めた集は祭の買い物に付き合おうと乗った車内で谷尋と再会する。
｢何だ？お楽しみか？｣
｢違うの、谷尋くん！これは…｣
｢谷尋、他に言うことはないの？｣
｢何を言わせたい？全てをここでぶちまけるか？｣
｢祭、買い物は一人でお願い｣
｢え!?でも…｣
｢谷尋と話したいことがあるんだ｣
アンチボディズから命を狙われた弟を守るために逃亡中だという谷尋を保護してもらうために集は葬儀社に合流しようとする。
｢君がしたことを許したわけじゃない。でも、潤くんに罪はないだろ？｣
葬儀社の力を借りられない状況の中、嘘界少佐による攻撃が開始されるが、慢心にも似た自信を持って集は谷尋から取り出したヴォイドを使ってたった一人で立ち向かおうとする。
だが、ヴォイドを狙う武器を使うダリルのエンドレイヴの攻撃が潤を襲う。
｢予定外ですが、これはこれで興味深い。あの物体とアポカリプスのキャンサーが同じ反応を示した…｣
更にアポカリプスのキャンサーが武器を通してエンドレイヴに移動し、ダリルを苦しめる。
｢アポカリプスウイルスがマシンにゲノム共鳴を起こしたか。では、あそこにいるのは…｣
作戦を中止して撤退していく嘘界少佐だが、暴走するダリルの乗るエンドレイヴは谷尋を狙う。
エンドレイヴに立ち向かう集はロストクリスマス前の六本木の様子とヴォイドが見える潤から幸せな時の思い出を抱いて命を絶ちたいと谷尋のヴォイドで殺してほしいと頼まれる。
｢兄さんのヴォイドは命を切るヴォイド、僕を葬るためのヴォイド｣
｢そんな、馬鹿な…!?｣
｢僕の自由を奪った結晶が代わりにヴォイドを見える目をくれました。そこには僕に見せる兄さんとは違う別の兄さんがいた。僕はもう何度も優しい人の優しくない姿を見ました。友達、親戚のおばさん、医療センターの人、多分集さんあなたも――。これ以上生きれば何度でもこの悲しみが僕を襲う。兄さんのことも嫌いになってしまう。素敵な兄さんを大好きなまま僕は生きたい。さぁ、早く！お願いです、このままじゃ僕が兄さんを殺してしまう!!兄さん、僕がいて迷惑だった!?僕が兄さんの人生滅茶苦茶にした!?僕のこと嫌いだった!?僕だって兄さんのことなんか…！｣
集は潤の命を切り、目を覚ました谷尋に集は潤の死を伝えるのだった。
｢僕が、殺したんだ…｣

次回、「縮退：retraction」

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