ギルティクラウン phase10「縮退：retraction」

ギルティクラウンの第10話を見ました。



phase10　縮退：retraction

自身の慢心が引き起こした潤を救えなかったという過ちから、ヴォイドを使う恐怖に心を蝕まれてしまった集は葬儀社の作戦も放棄し、メンバーを危険にさらしてしまう。
失意の中、祭に助けを求めた集は学校に戻るも、キャンサー化する姿の幻に苦しめられてしまう。
｢どうしちゃったのよ？アンタ｣
｢綾瀬さん…やめたいんです、もう…｣
｢アンタ、まさかキャンサー化した子どもを一人救えなかったくらいで全部諦めようって思うの!?｣
｢できると思ったんだ…。僕は変わった、だから僕は涯みたいにできるって…。なのに僕は僕だった…どうしようもなく桜満集だったんだ…｣
｢何、悲劇の僕に酔ってるの!?いい加減目を覚ましなさいよ、集!!｣
｢無駄だ！綾瀬。奪われた"はじまりの石"の所在が分かった。奪還作戦を仕掛ける。来い｣
集は涯に銃を向けられて作戦参加を求められるが、もう嫌だと断る。
｢ヴォイドゲノムは所有者が死ねば分離できる可能性があるという。試すか？｣
銃声が鳴り響き、これで集は死んだことにされ、涯はいのりも引き上げさせることにするのだった。
｢意気地なし！一瞬でも仲間だと思った私が馬鹿だったわ!!｣

集をよそに、"はじまりの石"奪還作戦を開始する葬儀社だが、嘘界少佐がアンチボディズにワクチンDの接種を指示する。
｢茎道局長、これでよろしいのですね…？僕は死にませんよ｣

一方、いのりの代わりにキスされるのが嫌な祭は集をビンタする。
｢集は全然私のこと見てない…私を楪さんの代わりにしないで!!｣
｢そんなつもりは…｣
｢集は凄い力を持って自分のことも見えなくなっちゃったの!?私、見たの…集が谷尋くんからハサミみたいの取り出してエンドレイヴを壊すの。あの時の集が可哀想で、何とか励ましてあげたいって思ったけど…でも、そんな集じゃ嫌っ…ぅ…そんなの私の好きな集じゃない…っ!!｣

"はじまりの石"奪還しようと機内に乗り込んだ涯達だったが、無人で運転されており、何とかして止めようとするが、"はじまりの石"による遺伝子共鳴が引き起こされてしまう。
｢…!?ダメ…やめて…この歌じゃないの…。起きてしまう、あの人が…｣
そして、東京では人々のキャンサー化が進んでいってしまうのだった。

次回、「共鳴：resonance」

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