トレース~科捜研の男~ 第4話
トレース~科捜研の男~の第4話を見ました。






科捜研法医研究員の相楽は大家から連絡が取れないと連絡を受け、大家と共に兄・浩司のアパートを訪れると浩司の遺体を発見してしまう。
室内は荒らされており、財布や預金通帳等がなくなっており、死因は頸動脈を切られたことによる失血死で凶器は部屋にあった包丁であった。
真野とノンナは臨場要請を受け現場に向かった。
「やっぱり相楽さんのお兄さんは強盗に?」
「いや、違う」
「え?」
「遺体には首以外傷が一切なかった。つまり争った形跡がないってことだ。ガイシャは一瞬の隙を突かれて首を切られてる。これは顔見知りによる犯行、強盗に見せかけた殺人だ。おそらくホシは殺した後に部屋荒らしたんだろう」
「犯人の指紋や足跡は見つからなかったんですが」
真野達の鑑定によれば、室内から被害者以外のDNA型は見つからなかったが、真野は収納ボックスの引き出し内に付着した一滴の飛沫血痕が気になっていた。
虎丸が主張するように、犯人が浩司を殺してから強盗に見せかけて部屋を荒らしたのなら、引き出しの内側に血痕がつくはずはないからだ
事情聴取で相楽は浩司とは何年も会っていないと話す。
浩司は嘘を並べて家族や友人から金を借りており、相楽自身も300万円ほど貸したままで、アイツは殺されても仕方のない嘘つき野郎だと相楽はそう言い放つ。
浩司は金を借りた相手と金額を書き残しており、虎丸達はそのリストを元に犯人を絞り込もうとする。
同じ頃、浩司が3000万円の定期生命保険に入っており、今月で保険期間が終了することが判明する。
虎丸達は受取人になっていた浩司の元妻・千尋に疑いの目を向け、千尋が証言した通り、見つかったのは古い保険証券で、受取人は浩司の叔母に変更されており、その叔母も3年前に他界していた。
ノンナは事情聴取から戻った相楽に犯人が最初に部屋を荒らしていたことを報告するが、相楽は鑑定依頼もない作業をしている真野とノンナに苛立ち、余計なことはするなと怒りをぶつける。
そんな折、浩司の携帯電話履歴から事件の3日前、相楽に何度も電話していたことが判明したばかりか、その日にふたりが会っていたことも判明する。
真野は浩司の毛髪から大麻の成分を検出し、血液からは大麻が検出されなかったために直近の使用ではないものの3か月以内に使用していたと分かる。
「知ってたんですよね?俺達に鑑定をさせたくなかった本当の理由はお兄さんが大麻をやっていたことを隠しておきたかったから。そうなんですよね?」
「あぁ、そうだよ」
「相楽くん、どういうこと?ちゃんと説明して」
浩司の大麻使用を知った相楽は身内から犯罪者が出たことを隠したいと遺体を見つけた時に咄嗟に大麻を処分しようとしたものの、部屋から大麻が見つかることはなく、勝手に調べることがなければ見つかることはないと思っていたのだった。
浩司が渡したものの相楽が拒否して川に落ちた50万円を調べるノンナ達科捜研の面々と、臨場をもう一度させてもらった真野のおかげで浩司は自殺したということが導き出されるのだった。
「お兄さんは余命3ヶ月の状態でした。昨日届いた司法解剖の結果、胃癌に侵されていたことが分かったんです」
「なら、癌で死ぬのが恐くなって自殺したっていうのかよ?』だったら普通に自殺すればいい…」
「お兄さんにはどうしても殺人に見せかけて自殺しなければならない理由があったんです」
「は?」
「保険金です。保険金目当ての自殺では保険金が受け取れない場合があります。だからお兄さんは殺人を偽装したんです」
「余命3ヶ月だったんだろ?何でそんなこと…」
「保険期間は今月までだったんです」
「だとしてもあり得ない。受取人の叔母はもう死んでるんだ」
「叔母さんに子供はいません。叔母さんの両親や兄弟も既に他界しています。その場合、保険金を受け取れるのは相楽さん、あなたしかいないんです。お兄さんは相楽さんのために保険金を残そうとしたんです」
更に浩司は借金を抱えた相楽のために1年前から工場で働き始め、癌だと診断された後も治療費に充てたくないと病院に通うことなく働き続けていたのだった。
「ただ、身体が相当きつかったはずだ。なのに仕事はどうしても辞められない。そこで始めたのが大麻だったんだ。兄貴は大麻を買いに来た時、痛み止めとして使用できるのかとか確認してたらしい」
「痛み止め…?」
「つまり兄貴は癌の痛みを誤魔化すために大麻使ってたんだ」
「お兄さんが仕事を辞めたのが事件が起きる1ヶ月前。体の限界が来るまで働き続けてたそうです」
「じゃあこの金は…?」
「お兄さんが1年かけて貯めたお金です」
浩司の死の真実を知った相楽は泣き崩れるのだった。
今回の事件は真実が分かったことで相楽には救いにはなったでしょうね。
自分のためには欲望等に負けちゃう兄も弟の借金を助けたいと目標があれば頑張れるとかもっと早く立ち直ってれば兄弟の仲戻ってただろうに…。



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科捜研法医研究員の相楽は大家から連絡が取れないと連絡を受け、大家と共に兄・浩司のアパートを訪れると浩司の遺体を発見してしまう。
室内は荒らされており、財布や預金通帳等がなくなっており、死因は頸動脈を切られたことによる失血死で凶器は部屋にあった包丁であった。
真野とノンナは臨場要請を受け現場に向かった。
「やっぱり相楽さんのお兄さんは強盗に?」
「いや、違う」
「え?」
「遺体には首以外傷が一切なかった。つまり争った形跡がないってことだ。ガイシャは一瞬の隙を突かれて首を切られてる。これは顔見知りによる犯行、強盗に見せかけた殺人だ。おそらくホシは殺した後に部屋荒らしたんだろう」
「犯人の指紋や足跡は見つからなかったんですが」
真野達の鑑定によれば、室内から被害者以外のDNA型は見つからなかったが、真野は収納ボックスの引き出し内に付着した一滴の飛沫血痕が気になっていた。
虎丸が主張するように、犯人が浩司を殺してから強盗に見せかけて部屋を荒らしたのなら、引き出しの内側に血痕がつくはずはないからだ
事情聴取で相楽は浩司とは何年も会っていないと話す。
浩司は嘘を並べて家族や友人から金を借りており、相楽自身も300万円ほど貸したままで、アイツは殺されても仕方のない嘘つき野郎だと相楽はそう言い放つ。
浩司は金を借りた相手と金額を書き残しており、虎丸達はそのリストを元に犯人を絞り込もうとする。
同じ頃、浩司が3000万円の定期生命保険に入っており、今月で保険期間が終了することが判明する。
虎丸達は受取人になっていた浩司の元妻・千尋に疑いの目を向け、千尋が証言した通り、見つかったのは古い保険証券で、受取人は浩司の叔母に変更されており、その叔母も3年前に他界していた。
ノンナは事情聴取から戻った相楽に犯人が最初に部屋を荒らしていたことを報告するが、相楽は鑑定依頼もない作業をしている真野とノンナに苛立ち、余計なことはするなと怒りをぶつける。
そんな折、浩司の携帯電話履歴から事件の3日前、相楽に何度も電話していたことが判明したばかりか、その日にふたりが会っていたことも判明する。
真野は浩司の毛髪から大麻の成分を検出し、血液からは大麻が検出されなかったために直近の使用ではないものの3か月以内に使用していたと分かる。
「知ってたんですよね?俺達に鑑定をさせたくなかった本当の理由はお兄さんが大麻をやっていたことを隠しておきたかったから。そうなんですよね?」
「あぁ、そうだよ」
「相楽くん、どういうこと?ちゃんと説明して」
浩司の大麻使用を知った相楽は身内から犯罪者が出たことを隠したいと遺体を見つけた時に咄嗟に大麻を処分しようとしたものの、部屋から大麻が見つかることはなく、勝手に調べることがなければ見つかることはないと思っていたのだった。
浩司が渡したものの相楽が拒否して川に落ちた50万円を調べるノンナ達科捜研の面々と、臨場をもう一度させてもらった真野のおかげで浩司は自殺したということが導き出されるのだった。
「お兄さんは余命3ヶ月の状態でした。昨日届いた司法解剖の結果、胃癌に侵されていたことが分かったんです」
「なら、癌で死ぬのが恐くなって自殺したっていうのかよ?』だったら普通に自殺すればいい…」
「お兄さんにはどうしても殺人に見せかけて自殺しなければならない理由があったんです」
「は?」
「保険金です。保険金目当ての自殺では保険金が受け取れない場合があります。だからお兄さんは殺人を偽装したんです」
「余命3ヶ月だったんだろ?何でそんなこと…」
「保険期間は今月までだったんです」
「だとしてもあり得ない。受取人の叔母はもう死んでるんだ」
「叔母さんに子供はいません。叔母さんの両親や兄弟も既に他界しています。その場合、保険金を受け取れるのは相楽さん、あなたしかいないんです。お兄さんは相楽さんのために保険金を残そうとしたんです」
更に浩司は借金を抱えた相楽のために1年前から工場で働き始め、癌だと診断された後も治療費に充てたくないと病院に通うことなく働き続けていたのだった。
「ただ、身体が相当きつかったはずだ。なのに仕事はどうしても辞められない。そこで始めたのが大麻だったんだ。兄貴は大麻を買いに来た時、痛み止めとして使用できるのかとか確認してたらしい」
「痛み止め…?」
「つまり兄貴は癌の痛みを誤魔化すために大麻使ってたんだ」
「お兄さんが仕事を辞めたのが事件が起きる1ヶ月前。体の限界が来るまで働き続けてたそうです」
「じゃあこの金は…?」
「お兄さんが1年かけて貯めたお金です」
浩司の死の真実を知った相楽は泣き崩れるのだった。
今回の事件は真実が分かったことで相楽には救いにはなったでしょうね。
自分のためには欲望等に負けちゃう兄も弟の借金を助けたいと目標があれば頑張れるとかもっと早く立ち直ってれば兄弟の仲戻ってただろうに…。



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トレース~科捜研の男~ (第4話・2019/1/28) 感想
フジテレビ系・月9『トレース~科捜研の男~』(公式)
第4話『飛び散った血と涙命を懸けた最後の嘘』の感想。
なお、原作の漫画、古賀慶「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(「月刊コミックゼノン」連載)は、第6巻まで読了。
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トレース~科捜研の男 第4話
内容真野(錦戸亮)の同僚・相楽(山崎樹範)の兄・浩司(やべきょうすけ)が、自宅アパートで遺体となって発見された。第一発見者となったのは、連絡が取れないと大家に言われ駆けつけた相楽だった。警察からの臨場要請で、現場にやって来た真野とノンナ(新木優子)死因は、頸動脈を切られた失血死。室内は荒らされ、財布などが無くなっていた。虎丸(船越英一郎)は、遺体に首以外の傷がなく、争った形跡がないことから、...