仮面ライダーオーズ/OOO 第33話「友情と暴走と残されたベルト」

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第33話　友情と暴走と残されたベルト

ヤミーと戦う伊達の助太刀にやってきた映司はプトティラコンボとなっての暴走を心配する伊達をよそにさっさとオーズに変身して、ヤミーに立ち向かっていく。
そんな映司を見ながら、紫のメダルの力で俺の体を取り戻せるかもしれないとアンクは、プトティラコンボとなる前にメダルを奪おうとするが、あっさりとメダルの勢いに手を弾かれてしまう。
｢火野…だから言わんこっちゃない｣
後藤の機転でなんとかプトティラコンボの暴走を食い止めたが、変身を解除した映司は傷だらけになっていた。
そんな映司を高校時代の親友と名乗る青年・北村が訪ねてきたのだが、知世子にレジャーランドのチケットを預けると急いで去ってしまう。
早速、映司は比奈、伊達、後藤、アンクとともにレジャーランドを訪ねる。
｢でも、まさかアンクが来るとは思わなかったよ｣
｢次にメダルが出たらしっかり掴んでやる｣
高校生の時は引きこもりで映司にノートを届けてもらっていた北村も今では若手ネットベンチャー社長として大成功し、レジャーランドのオーナーにまで登り詰めていた。
レジャーランドでアトラクションを満喫する映司達だったが、その様子をカザリとアンク（ロスト）が見つめていていた。

比奈が突然姿を消してしまい、映司達は手分けして比奈を探すが、そんな様子を北村は双眼鏡で観察し、映司達の動きに満足すると、自らも行動を起こそうとするが、そこへ現れたアンク（ロスト）にメダルを投げ込まれ白ヤミーが生み出されてしまう。
｢あ～ぁヤミー、生ませちゃったんだ…。君の欲望、面白いね。僕の言う通りやってみない？｣

白ヤミーと遭遇した伊達はバースに変身すると、あっという間に白ヤミーを追い詰めていくが、北村が映司への協力を申し出たことでヤミーはフクロウヤミーになってしまう。
形勢逆転したフクロウヤミーは伊達に黒い帯状のものを放出、体に巻きつけ動きを封じるとどこかへとさらっていってしまう。

北村と比奈を探していた映司はタカカンドロイドに呼び出され、アンクと後藤と合流する。
ヤミーを追うというアンクに逆らい、映司は比奈を見つけることを優先するために2人はバラバラに行動することになってしまう。
「映司の前から消えてくれないか」
｢はぁ？｣
「お前に映司の何が分かる」
｢何馬鹿なことを言っている｣
「お前に映司を支えることができるのか？」
｢フン、そんなことより、ヤミーの場所教えろ｣
そう言う北村がフクロウヤミーの親であることを見抜いたアンクだが、北村のワナにかかり網で捕らえられてしまう。

北村の思惑など知る由もない映司は北村に導かれ比奈を発見するが、そこへフクロウヤミーが現れた。
駆けつけた後藤とともにヤミーに立ち向かう映司だが、アンクがいないことにはオーズに変身することもできない。

追い詰められた映司は意を決してプトティラコンボに変身しようとするが、暴走したら止められないと後藤に制止される。
映司はそんな後藤にバースになるように進言するが、後藤はまだバースに変身する自信が持てずにいた。
仕方なくプテラカンドロイドで映司をサポートしたものの、逆に攻撃され伊達同様に黒い帯状のもので体の自由を奪われてしまう。

そこへワナからの脱出に成功したアンクが合流し、映司はオーズに変身し、フクロウヤミーを追い詰めるが、ヤミーは後藤を盾に逃走してしまう。
映司が変身を解除すると、比奈と北村が現れるのだが、アンクの鋭い視線に北村は震撼する。
そして、アンク（ロスト）とともに様子をうかがうカザリは不気味な言葉とともにほくそ笑んでいた。
「アンク、次に消えるのは君だよ」

次回、「親友と利用とその関係」

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