夏目友人帳 肆 第5話「過ぎし日の君に」

夏目友人帳 肆の第5話を見ました。



第5話　過ぎし日の君に

貴志が中学の時に少しだけ住んでいた町に住むユリコは赤点をとるたびに神社を訪れていた。
階段で躓いたユリコはトラックに轢かれそうになるが、足を捻挫しただけで助かる。

中学時代のユリコが赤点を取ったために神社を訪れると、寝ていた貴志が目を覚ますと何故か蹴りを喰らってしまう。
クールで物静かで格好良いとクラスで噂になっていた貴志だが、蹴飛ばされたユリコは貴志に話しかけるようになっていく。
何もない所で転んだり、何かを追い払うようなそぶりを見せる貴志の姿を見たユリコは何か見えるのかと聞きたくても聞けないまま雨が降ると傘に入れてもらうのだった。

そんな中、いつも窓ガラスが割れると傍に貴志がいるために犯人扱いされ、ユリコがガラスが内側に落ちているのだからちゃんと調べるように言っても聞き入れてもらえず、転校が決まってしまう。
｢やっぱり、あのことが原因で？夏目くん、悪くないのに｣
｢仕事が、上手くいってないんだ…。俺みたいのを面倒見てる余裕はないんだよ｣
｢次は、きっといい人達だよ｣
｢今までもいい人達だったよ。でも、どこに行っても嫌われてしまうんだ。人にもアイツらにも｣

貴志のことを思い出していたユリコはお見舞いに来てくれた友達から貴志のことを聞く。

一方、貴志も中学時代のことを思い出していた。
30日逃げ切ったら呪いを解いてやると黒鎌の妖怪に追われることになった貴志は神社で眠ってしまい、ユリコの後ろにいた黒鎌の妖怪に驚いて蹴り飛ばしてしまったのだった。
黒鎌の妖怪に学校のガラスを割られた貴志は転校することになり、黒鎌の妖怪に転校することになったから他の人を殺さないでほしいと頼む。
黒鎌の妖怪は実は品減の災いを身代わりに受けてくれる妖怪だったことが分かる。

――夏目くんがこの街で何を見ていたのか分からないけど、彼が関わった何かがトラックに轢かれそうになった私を助けてくれたんじゃないか、そんな妄想をしてみた…

次回、「硝子のむこう」

ユリコ視点か貴志視点かで同じストーリーでも見え方が変わって面白かったです！

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