灼眼のシャナIII-FINAL- 第18話「闘争の渦」

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第18話　闘争の渦

――行かなきゃ。坂井くんのやり方を見届けて…もし、受け入れられなければ、その時は…
悠二によって一美が星黎殿に迎え入れられると、御崎市全体を覆う封絶が張られてすぐに、ベルペオルによって『タルタロス』の一部を一美の首にかけられて、一美の所持している『ヒラルダ』の封絶内で動く以外の機能を封じられる。
吟詠炉で『無何有鏡』創造の調律の逆転印章起動を行う傍ら、一美に語りかけたラミーは仮装舞踏会に協力することで得る報酬は“徒”達が『無何有鏡』へ赴く際に、この世に置いて行く莫大な“存在の力”の一部であることを告げる。
そして、一美の持つ御崎市のイメージを逆用してラミーが調律の逆転印章を起動させ、『無何有鏡』創造の一歩が踏み出されるのだった。

御崎市に現れた大地の四神は御崎市の封絶外にいた“徒”を追い散らしながら前進していき、シャナとヴィルヘルミナは市の南部から“ゾリャー”に乗って突入し、市中央部の『真宰社』に到達する。
キアラやサーレと別れると、『真宰社』最上部にて悠二とシュドナイと交戦に入る。
――坂井くんはシャナちゃんのために…それは間違いない。シャナちゃんも本気で坂井くんを倒そうとしている。二人とも相手のことを誰よりも思っていて、なのにどうして望まないものをぶつけ合うの…？どうして…？

次回、「彩飄が呼ぶもの」





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