灼眼のシャナIII-FINAL- 第20話「世界の卵」

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第20話　世界の卵

フィレスが現れヨーハンを呼び起こして、吉田を連れ［百鬼夜行］の“燐子”に乗って戦場から離脱していったことで戦場の不確定要素が減り、シャナは悠二と再戦を開始する。
――自前で力の流れを知ることがここまで大変だったなんて…
悠二は身体からヨーハンの分離と“探耽求究”ダンタリオンの消滅により大幅に弱体化してしまっていた。
無何有鏡の創造を担う“世界の卵”を背にする悠二の横に、シュドナイが並び立ち、同時にシャナの横にもマージョリーとヴィルヘルミナが加勢に駆けつける。
｢マージョリーさん、いつぞやはすみませんでした｣
｢戦いだもの気にしちゃいないわ｣
シュドナイがヴィルヘルミナに動きを封じられ、シャナの攻撃を防げなくなり、存在消失の危機に瀕した悠二は独自の自在法『グランマティカ』を無意識で発動し、危機を回避する。
｢まさか、あれは…悠二の自在法!?｣
悠二が自在法を使い慣れる前にシャナは『コルデー』をはめたままの『真紅』の拳を『大命詩篇』の繭に突き込み、目的を果たすのだった。

次回、「一つの理」





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