スイートプリキュア♪ 第14話「アワワワ～！ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ？」

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第14話　アワワワ～！ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ？

｢お分かりいただけましたでしょうか？私がキュアミューズなどとバスドラがついた真っ赤な嘘｣
｢しかし、お前もハミィに心を動かしたのではないか？｣
｢私がハミィに心を動かす？クッ…っ…オホホホ!!御冗談を、メフィスト様。もっとも憎むべきはハミィとプリキュア、幸せのメロディなど歌わせぬよう私の手で必ず奴らを倒して見せます!!｣
｢セイレーン、やはりお前がリーダーに相応しい｣
｢光栄ですわ｣
｢ところで、今度こそプリキュアを倒す作戦があるのだろうな？｣
｢はい。どうやらプリキュア達もキュアミューズの正体がまだ分かってはいないようなのです。同じプリキュアという仲間なら何を言っても奴らはきっと信じるはず――｣
メフィストから謀反を疑われてしまい、リーダーとしての名誉挽回を急ぐセイレーンは、誰もがミューズの正体を知らないことを利用して作戦を立てるのだった。

謎のプリキュア・キュアミューズが校内の生徒ではないかと睨んだ響と奏は正体を確かめるべく、あの手この手でミューズを特定しようと奔走していた。

ハミィが海辺で音符を探していると、キュアミューズが現れ、フェアリートーンから知らせを受けて響と奏も急いで駆けつけると、キュアミューズはハミィが音符を全部集めたのでアフロディテの元へむかったと告げる。
「でもね、『伝説の楽譜』を完成させるために、あなた達のキュアモジューレがどうしても必要なの」
｢これが？｣
｢でも、キュアモジューレがないとプリキュアになれないし…｣
｢それはト音記号から生まれたもの。ト音記号がなくては楽譜は完成しない。だから私、急いでそれをメイジャーランドに届けるよう頼まれたの!!敵が音符を奪いに来る前に一刻も早くキュアモジューレを届けなくては｣
キュアモジューレを渡してしまったらプリキュアに変身できなくなるものの、響と奏は『伝説の楽譜』を完成させるために必要ならとキュアミューズに渡すのだが、キュアミューズによって海に投げ捨てられてしまう。
｢もう用がないから捨てたのよ。あなた達2人ももう用がないわね｣
｢何をするの!?｣
｢私達仲間じゃないの!?｣
響と奏はキュアミューズに拘束されてしまう。
｢さぁ、皆まとめてマイナーランドに招待するわ。マイナーランドで不幸のメロディをたっぷりと聞かせてあげる、暗く悲しい調べをね｣
｢ミューズ、あなたは敵なの!?今まで助けてくれたのは私達を信用させるための罠だったの!?｣
｢キュアモジューレさえなければただのか弱い人間共が｣
危機に陥った響と奏の前にもう一人のキュアミューズが現れ、偽者のキュアミューズの正体だったセイレーンは海の中の海藻に隠れていた音符を見つけてネガトーンにしてしまう。
海の中に捨てられたキュアモジューレをハミィが簡単に引き揚げ、響と奏はプリキュアに変身して立ち向かう。
「「レッツプレイ、プリキュアモジュレーション!」」
｢爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!!｣
｢爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!!｣
「「届け、2人の組曲!スイートプリキュア♪」」
プリキュアに変身した響と奏はキュアミューズと協力してネガトーンに立ち向かう。
「おいで、ドリー！ミラクルベルティエ、セパレーション！溢れるメロディのミラクルセッション！プリキュア・ミラクルハート・アルペジオ!!」
「おいで、レリー！ファンタスティックベルティエ、セパレーション！弾けるリズムのファンタスティックセッション！プリキュア・ファンタスティック・ピアチェーレ!!」
「「三拍子！1・2・3！フィナーレ!!」」
ネガトーンは倒され、ハミィは音符を回収することができるのだった。

次回、「メロメロ～！奏のラッキースプーンニャ♪」

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