灼眼のシャナIII-FINAL- 第22話「異邦人の夢」

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第22話　異邦人の夢

“徒”に溢れた御崎市を逃げ回る［百鬼夜行］だが、“徒”による無数の炎弾を受けてカムシンや一美共々爆発してしまう。
ところがギュウキのサイズも調節できる気配隠蔽の自在法『倉蓑笠』 によって気配を消し、すぐ後方に幻を作ったことで幻の方に攻撃が集中し、カムシンが無数の炎弾の大爆発を受けてくれたことで一美は無事であった。

――甘かった…この場を離れさえすれば吉田さんに危険はないだなんて
――あのエンゲージリングが想い通りに動いてくれるわけないのに
――カムシンと爺様は健在｣
心配を隠せないシャナは、すぐさまヴィルヘルミナに救援を指示する。
｢大丈夫、こっちは任せて｣
｢好きなだけ、好きなように戦うがよい｣
｢一美をお願い、ついでにエンゲージリングもね｣

“徒”に溢れた御崎市を逃げ回り、“徒”による無数の炎弾を何とか逃れた［百鬼夜行］だが、カムシンが背後の［百鬼夜行］らを護ることに専念してくれた上にギュウキの幻で注意を引き付けながら『真宰社』周辺を逃げ回るしかなかったが、際どいところでヴィルヘルミナが助けに入ってくれたことで何とか塔の内部に逃げ込むことができるのだった。

サーレはキアラと共に“ゾリャー”で『真宰社』周辺を飛び回りながら、教授が仕掛けた地雷を見抜き、その一つである鉄巨人を教授の機器管制室に投げつけ、発動した『揮散の大圏』で消滅させた。
サーレによる教授討滅に唖然としたマモンはその隙をキアラに突かれて致命傷を受けてしまう。
ピルソインに追撃を防いでもらい即座の討滅からは逃れるマモンだったが、制御を失った教授の鉄巨人達の自爆から『真宰社』を守るべく、最後の力を振り絞った『貪恣掌』でそれらを自分の元にかき集め、『揮散の大圏』による破壊を最小限に食い止めて消滅した。
更に『真宰社』周辺を守る鉄巨人と戦っていたカムシンも『揮散の大圏』に巻き込まれてしまうのだった。

次回、「神の夢」





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