仮面ライダーフォーゼ 第28話「星・嵐・再・起」

仮面ライダーフォーゼの第28話を見ました。



第28話　星・嵐・再・起

チャンスとばかりにマグネットステイツにチェンジした弦太朗はリミットブレイクでキャンサー・ゾディアーツを撃破しようとするが、なんとキャンサー・ゾディアーツから超新星が現れ、キャンサー・ゾディアーツは巨大化し、キャンサーノヴァへと変化してしまう。
進化を遂げたキャンサー・ゾディアーツは弦太朗を圧倒するが、あと一歩のところでまだ力が安定していないために通常体に戻ってしまう。
キャンサー・ゾディアーツは去り際に流星の体から魂のリングを抜き取っていく。
｢午後3時2年B組で待ってる｣

意識を失っていた流星は気が付くと魂を取り戻すために鬼島が待つ教室へ向かおうとするが、そのとき二郎の容体が急変したとの連絡が入る。
すぐにでも病院に駆け付けたい流星だが、魂を取り戻すためには鬼島と渡り合わなければならない。
｢二郎ってのはお前の友達なのか？｣
｢だから何です？｣
｢その友達の命がかかってるんだな？｣
｢そうです、今すぐにでも行きたい。でも…僕は鬼島に会わなきゃならない！もうどうにもならないんですよ｣
｢一緒に行こう！｣
｢え…？｣
｢一緒に行こう｣
全ての事情を知った弦太朗は流星とともに鬼島の待つ教室へとやってくると、流星の代わりに自分の魂を抜けと言い放つ。
｢何で？｣
｢俺にもよく分かんねえ。でもこうすりゃ、お前のホントの笑顔が見られる気がする｣
｢僕の笑顔のために命を懸けるというのか!?｣
｢弦太朗だけで足りないなら私達の分も使いなさい。流星くんも部員だからね、会長としては見逃せない｣
美羽達も全員合流し、鬼島はキャンサー・ゾディアーツに変身すると、弦太朗達から魂を抜き取り、流星に魂を返す。
「1時間やるよ。ただし1分でも過ぎたら、そいつらはずーっと眠ったまんまだ」
｢君達はホントにバカだ｣
教室を駆け出し病院へ向かう流星が二郎のもとへと駆けつけて二郎を懸命に励ましていると、タチバナから連絡が入るのだが、メテオへの変身を承認とパワーアップのスイッチまで与えてくれるというが、そのスイッチを取りに行っているとライダー部の約束の時間に間に合わなくなってしまう。

ライダー部員が次々と魂の輪を切られ、友子のみとなるが、残り1分で流星が駆けつける。
｢おや、戻ってきたのかい。アンタも結構バカだね｣
｢バカで結構、やるべきことをやるだけだ｣
ところが鬼島は流星との約束をあっさりと反故にし、怒り心頭の流星は素手でキャンサー・ゾディアーツに立ち向かう。
一方的にやられる流星にキャンサー・ゾディアーツは勝ち誇ってあざ笑う。
どんな形でも鬼島を笑わせれば、流星の勝ちとなるために得意になったときに笑う癖があることを利用したのだった。
弦太朗達ライダー部は復活し、弦太朗はフォーゼに変身する。

一方、流星はタチバナがパワーアップのスイッチを置いたという場所へ向かうも、タチバナから返答はない。
｢俺はあいつらの笑顔の重さを知った。俺はあいつらに…この秘密だらけの男を信じた仮面ライダー部の連中に借りを返したいんだ！遅れてきたのは分かってる、無理も承知で頼むんだ。俺はもうこれ以上後悔はしたくない、二郎のような人間をもう作りたくないんだ!!｣
呼びかけを続ける流星はメテオのパワーアップのスイッチを見つけ、全てを捨ててでもライダー部の命を救った流星はタチバナの試練に合格、メテオへの変身の許可を再び与えるのだった。
メテオに変身した流星は弦太朗のもとに駆けると、メテオストームへと進化する。
キャンサーノヴァへと進化したキャンサー・ゾディアーツを流星は圧倒的な力で追いつめ、キャンサーノヴァを撃破するのだった。

速水は敗れた鬼島を刑事の姿に変えると、ヴァルゴを騙し、学園を探る刑事の姿をした鬼島をダークネビュラへと追いやってしまう。

次回、「後・輩・無・言」






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