世界一初恋 第7話「Coming events cast their shadows before them.」

世界一初恋の第7話を見ました。



第7話　Coming events cast their shadows before them.

――なんかこれってまるでストーカーみたいだ…。それでも好きで、少しでも嵯峨先輩のことが知りたくて。こんなことで距離が縮まったなんて思ってはいないけどたまらなくただ…嵯峨先輩が好きで…
高校時代の律は図書室で昼寝をしていた高野を眺めたり、高野が借りていた本のタイトルから貸出票を盗み見て名前を調べたりしていた。

律は初めて担当するコミックスの新刊企画書の作成するのだが、渡してすぐに却下されてしまう。
｢何だ、この新刊企画書は。お前、やる気ねえだろ？｣
｢ないわけないです。俺にとって初めてのコミックス企画ですし、それに武藤先生のこの作品凄く評判が良くて…｣
｢評判がいいのにアンケート結果の記載もない、販売促進の展開案もない、何がこの本の売りどころなのか全く分からん。小野寺、編集は原稿空け回収してればいいと思ってんのか？前の会社で大物作家ばっか担当してたから適当に出せば売れるって思ってんだろ｣
｢思ってません!!｣
｢こんなの本会議に出せるか、やり直せ｣
｢それなら最初からきちんと教えてくれれば、こっちだって…｣
｢はぁ!?何で聞かれてもいねーことただで教えねえといけねえんだよ？分かんねーならてめーから聞け！俺はお前のママじゃねえ!!｣
零れそうになったコーヒーをキャッチしようとして律と高野の手は重なり合い、律はドキドキしてしまう。
高野が企画書の作り方を教えながら、律がPCに打ち込んでいくのだが、高野は真面目に仕事指導しているかと思えば急にキスをしてくる。
｢な、何するんですか!?｣
｢何って、お前必死過ぎて笑えたから｣
｢はぁ!?ふざけないでください、こっちは真剣に仕事してんのに!!｣

そんな中、高野の友人であるはずの営業部の横澤に「政宗は俺のモンだから」と宣言され、動揺を隠せない律だが、小野寺出版の時の同期の女性と訪れた飲み屋で偶然女性と一緒にいる高野と遭遇する。
そして、高野が相当遊んでいるとの噂を聞き、そのことが気になって仕方なくなってしまう。
突然の雨の中、帰宅すると部屋の前で高野が濡れたままで待っていた。
｢女といちゃいちゃしている暇があったらさっさと仕事しろ｣
強引に律を家に高野は引きずり込む。
｢小野寺、お前、俺のこと好きなんだろ？だからわけ分からねー勘違いばかりするんだろ？どうだ、その通りなのか違うのか答えろ！俺はお前が好きだ｣
高野は律にキスしながら体を触っていく。
｢俺のも触れよ｣
高野は律に質問の答えを聞こうとするが、律は好きになるわけがないと言って部屋を飛び出していく。

企画会議を迎え、緊張する律は企画書すら持っていくのを忘れてしまう。
｢ビクビクしてんじゃねえよ。俺のOK出した企画書と通らねーわけねえだろ。…大丈夫、ヘマしそうになったら俺がフォローしてやるから。頑張れよ｣

次回、「Looks breed love.」

次回は木佐翔太編ですね。
雪名がまえぬらしいので楽しみです。

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