緋色の欠片 第10話「守護の想い」

緋色の欠片の第10話を見ました。



第10話　守護の想い

「鬼斬丸」の封印の宝具が次々とロゴスに奪われてしまい、 鬼斬丸の封印を司る玉依姫・珠紀の警護により力を入れるため、守護五家は宇賀谷家で寝食を共にすることになる。
｢仮にも俺ら男だぞ！｣
｢ちょ、やめてくださいよ。真弘先輩、人に指差すの｣
｢何で2人とも顔赤くしてるんですか？｣

遼は正隆と知り合いのようで玉依姫とロゴスと両方の勢力がどう動くのか見守ることが役目のようであった。
｢ぶっ飛ばされたくなかったら離れてろ！｣
｢そういうわけにはいかないよ。それにしてもそんなに彼らに興味があるとはやっぱ宿命かね…？おかげでうちは助かってるけどさ｣
｢おい、俺はお前達に協力するとは言ったが、手先になったつもりはないんだ。俺は俺でやらせてもらう｣

拓磨達と一つ屋根の下で暮らすことになった珠紀は荷物の片づけの終わった拓磨に話しかけられる。
｢悩んだところで何にもなんねえぞ｣
｢分かってるよ、分かっているけど…前に聞いたよね？会ったばかりでよく知らない私を玉依姫だから守れって言われて納得いかないって思わないんですかって。今になってどれだけ無神経な質問だったか分かる。そんなこと拓磨も真弘先輩も卓さんも祐一先輩も慎司くんもいっぱい考えていっぱい悩んだよね…。ねぇ、拓磨。拓磨さ、逃げたいって思ったことはないの？｣
｢お前だってそうだ。お前だっていきなり玉依姫だって言われた。それなのにお前は一度も逃げなかった。俺達が倒れそうになった時だってお前は敵の前に立って俺達を守っただろ？玉依姫が戦ってるのに守護者が逃げると思うか？納得がいくのかとお前が聞いて俺は血に逆らえないと言った。玉依姫は守らなくちゃいけない、俺達は守る血筋の者。だけどな、俺達はお前が玉依姫だから守るんじゃない、お前だから守りたいんだ。大丈夫だ、きっと今に全部良くなっていく。大丈夫だ｣

卓達も宇賀谷家で合流し、守護五家達がお風呂から上がると、浴衣を用意した珠紀と美鶴とバッタリ遭遇してしまう。
｢中に入っていますが、そろそろ出る頃合いだと伝えるべきでしたね｣

次回、「鬼の伝承」

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