仮面ライダーオーズ/OOO 第37話「眠りと1億とバース転職」

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第37話　眠りと1億とバース転職

病院にも行かずにクスクシエで時間をつぶす伊達は後藤に無理やり引っ張られていくが、病院へ行く理由を何も知らない映司に聞かれ、慌てて虫歯の治療だと誤魔化すのだった。

｢メズールくん、ガメルくん、私があなた方を呼び戻すことに賛同した理由は一つ、勢力の統一です。現状の勢力分散がコアメダルの分散に繋がっている。たとえ目的は違ってもまずはコアメダルのため…｣
｢待って。余計な説明はいらないわ。どうして私達があのカザリに大人しくついてると思う？あんな裏切り者に。そう、コアのためなら協力できる。分かってるわ、まず大量にセルメダルを集めるんでしょ？そのためのヤミーならもう作ってあるの、ね？｣
｢うん｣
すでにメズールが作ったというウニアルマジロヤミーがビルの屋上から大量の針を地上へと降り散らしていた。
｢では、私の考えに賛同なんですね？｣
｢えぇ。これからよろしく、紫の坊や｣

その夜から針に刺さった人達がなぜか眠れないという症状を訴え始め、フラフラの知世子は映司と比奈に連れられ病院へとやってくるが、待合室は知世子の様に不眠を訴える患者であふれかえっていた。

伊達に付き添い病院へと行った後藤は伊達の旧友でもある医師・藤田から頭から弾丸を取らないことには手の施しようがないこと、その手術が出来る医師はなかなかいないことを聞かされる。
後藤は藤田になぜ伊達が1億円にこだわるのか、その理由を聞いてみるのだった。

アンクがヤミー出現を察知し、映司はオーズに変身するが、ウニアルマジロヤミーの硬い体、鋭い針に大苦戦するも、クジャクのメダルで炎を放つとヤミーはあわてて逃走する。
ほっとしたのもつかの間、なんと映司の近くで伊達と後藤が言い争いを始めてしまう。

伊達の前に現れた真木は1億円で伊達を味方に引き入れようとする。

ウニアルマジロヤミーが再び行動を開始し、眠らせないところから一気に眠らせたことで、これまでにない量のセルメダルが蓄積されていく。
映司はオーズに変身し、メダガブリューを使いなんとか粉砕するのだが、大量のセルメダルがバースの武器でもあるサソリメカがすべてのメダルを回収され、カザリ、メズール、ガメルが吸収してしまう。
｢力が湧く…!!｣
｢セルメダルもこれだけあると違うわね｣
「まずはグリードの強化、成功ですね」
「らしいな。突然で悪いんだけど俺、こっちに転職したから。ま、兎に角そういうことでよろしく」
伊達は真木に誘われるままにグリードのグループと共闘する道を選んだのだった。

次回、「事情と別れと涙のバース」

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