JIN―仁― 第9話

JIN―仁―の第9話を見ました。



「この国を生まれ変わらせよう」とした龍馬の悲願であった『大政奉還』が成立し、江戸幕府はその260年余りの歴史を終了させる。
そして、仁は恋人である未来が過去に“坂本龍馬は誕生日に死んだ”という史実を話していたのを思い出し、その暗殺日まであと1ヶ月だと気付くが、頭痛に倒れてしまう。

一方、恭太郎は龍馬を討てと上役から命じられてしまう。

｢その頭痛は真にただの持病でございますか？本当は癌などでは…｣
｢前にも説明したじゃないですか。未来にいた時に調べてもらったけど、何ともなかったって｣
｢あの、暗は暗殺の暗でございますか？では、坂本様は、28日後に…｣
龍馬暗殺の日が着々と近付き、必ず自らの手で龍馬を助けると決心した仁は咲や佐分利とともに龍馬のいる京へ向けて出発する。
――歴史は変わらないわけじゃない。だけど、龍馬さんを助ける前に俺はこの頭痛に殺されてしまうことはないんだろうか？｣

京へと向かう途中、とある医者のいない村で患者を診ることになった仁達は恭太郎に探りを入れられる。

一刻も早く龍馬と会おうとする仁達だったが、京都市中を探すもなかなか見つからない。
--居場所の代わりに分かったのは、龍馬さんが狙われ、隠れているという事実。時ばかりがさらさらと流れていった
東に会うことができた仁は龍馬のいる近江屋に案内してもらい、再会することができるのだった。
仁は龍馬に京を出るよう話すが、中岡が暗殺されてしまう。
龍馬の誕生日の11月15日の翌日を迎えるのだが、警備をしていた東は恭太郎を怪しむのだった。
｢先生、わしゃ昨日殺されるはずやったがかい？ほんで先生はわざわざ京くんだりまでわしを守りに来てくれたがかい？｣
｢だって約束したじゃないですか｣
｢約束？｣
｢あ、覚えてないなら別に｣
龍馬は国に関わることをやめ、拳銃を持ち歩くことを懲り懲りで他にやりたいこともあると告げる。
――何故か別れの言葉のように聞こえた。龍馬さんが国に関わることをやめたら俺との繋がりも終わりじゃないかと思えて…
｢龍馬さん、私は…私は龍馬さんの声に導かれて…｣
仁が頭痛に襲われたために咲を呼びに行った後、水を汲みに行った龍馬は恭太郎達と東が斬り合いになっているの目撃するのだった。
｢兄上!?｣
恭太郎は龍馬に刀を向けるものの、なかなか切ることができずにいた。
｢咲さんと栄さんを人質に取られたかい？｣
｢黙れ…｣
｢わしを斬ったら死ぬつもりかい？まっこと、それより道はないがかい!?｣
龍馬を助けようとして飛び出した東が誤って龍馬の額を斬ってしまうのだった。
｢龍馬、さん…!?｣

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