緋色の欠片 第二章 第1話「玉依の運命」
緋色の欠片 第二章の第1話を見ました。





第1話 玉依の運命
――新しい朝が来る。いつものように穏やかで優しい空気に包まれた平和な朝が。鬼斬丸の封印を守って、この季封村にもそんな幸せな朝が訪れた。でも、平和になったということはみんなに警護してもらうこともなくなったということで…
平穏な日々が戻って珠紀が一人で登校しようとすると、祐一や慎司、卓、真弘、拓磨が待ってくれていた。
「遅ぇぞ、姫様」
「みんな、どうしてここに?」
「何かな、お前の送り迎えが習慣になっちまってな…朝起きたらいつの間にか足が向いてたんだ。な、拓磨?」
「そうっすね、毎日犬の散歩に行くようなもんですね」
「い、犬!?」
みんなと登校しながらこれまでの戦いを振り返る珠紀の姿を木陰から遼が見つめていた。
――そういえば私が季封村に来た時、最初に会ったのが君だったね。そして拓磨に助けられ、おばあちゃんの家にやって来て、おばあちゃんにあなたは玉依姫だと突然言われて戸惑うばかりだったけど何故だか逃げようとは思わなかった。それはきっと私を守ってくれるみんなが傍にいてくれたから
鬼斬丸を廻る戦いは終わったのだと珠紀は思っていたが、下校すると卓が芦屋からロゴスの情報を得ていた。
「その迷いの森の中、姿は見えませんが、彼らの気配がまだあるそうです」
「え、鬼斬丸のこと諦めてくれたんじゃ…でも大丈夫ですよね?おばあちゃんが幾重にも強力な結界を張って守ってるんだから」
アリアがフィーアと共に本部に戻ろうとすると、ドライとアインとツヴァイが姿を現す。
「お待ちください、モナド・アリア。それは我々が動きます」
「もうよい、下がれ」
「アリア様、よろしいのですか?」
「フン、私がいなければ奴らはアーティファクトを奪えない。ならばここに籠り、時を稼ぎ策を練る」
「やはり、あれでは封印できていなかった。こうなった以上、一時的にも鬼斬丸を鎮めるために始めるしかありませんね。美鶴、またお願いできるわね?贄の儀を」
「はい」
卓は静紀と美鶴の会話を聞き、鬼斬丸からは禍々しい気が放たれており、鬼斬丸の封印の強化するために神隠しと称する生贄が行われるのだった。
次回、「暗雲の予兆」




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第1話 玉依の運命
――新しい朝が来る。いつものように穏やかで優しい空気に包まれた平和な朝が。鬼斬丸の封印を守って、この季封村にもそんな幸せな朝が訪れた。でも、平和になったということはみんなに警護してもらうこともなくなったということで…
平穏な日々が戻って珠紀が一人で登校しようとすると、祐一や慎司、卓、真弘、拓磨が待ってくれていた。
「遅ぇぞ、姫様」
「みんな、どうしてここに?」
「何かな、お前の送り迎えが習慣になっちまってな…朝起きたらいつの間にか足が向いてたんだ。な、拓磨?」
「そうっすね、毎日犬の散歩に行くようなもんですね」
「い、犬!?」
みんなと登校しながらこれまでの戦いを振り返る珠紀の姿を木陰から遼が見つめていた。
――そういえば私が季封村に来た時、最初に会ったのが君だったね。そして拓磨に助けられ、おばあちゃんの家にやって来て、おばあちゃんにあなたは玉依姫だと突然言われて戸惑うばかりだったけど何故だか逃げようとは思わなかった。それはきっと私を守ってくれるみんなが傍にいてくれたから
鬼斬丸を廻る戦いは終わったのだと珠紀は思っていたが、下校すると卓が芦屋からロゴスの情報を得ていた。
「その迷いの森の中、姿は見えませんが、彼らの気配がまだあるそうです」
「え、鬼斬丸のこと諦めてくれたんじゃ…でも大丈夫ですよね?おばあちゃんが幾重にも強力な結界を張って守ってるんだから」
アリアがフィーアと共に本部に戻ろうとすると、ドライとアインとツヴァイが姿を現す。
「お待ちください、モナド・アリア。それは我々が動きます」
「もうよい、下がれ」
「アリア様、よろしいのですか?」
「フン、私がいなければ奴らはアーティファクトを奪えない。ならばここに籠り、時を稼ぎ策を練る」
「やはり、あれでは封印できていなかった。こうなった以上、一時的にも鬼斬丸を鎮めるために始めるしかありませんね。美鶴、またお願いできるわね?贄の儀を」
「はい」
卓は静紀と美鶴の会話を聞き、鬼斬丸からは禍々しい気が放たれており、鬼斬丸の封印の強化するために神隠しと称する生贄が行われるのだった。
次回、「暗雲の予兆」




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緋色の欠片 第二章 #1「玉依の運命」
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第1話「玉依の運命」
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第二章の1話は1期をおさらいしつつ、ロゴスのアジトが見つかったり、贄の儀なんて物騒なワードが出てきたり・・・
い
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【玉依の運命(さだめ)】
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緋色の欠片 第二章1話「玉依の運命」の感想
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緋色の欠片 第二章 #1
「玉依の運命」
すっかり話を忘れてた。。すみません。
OPキレイ。全面に出てる人もいるー。
おおさききつね(笑)
中二全開ですな。
さすが一話はキレイですなぁ。
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