好きっていいなよ。 第2話「唐あげ味の」

好きっていいなよ。の第2話を見ました。



第2話　唐あげ味の

パン屋のバイトで客のストーカーに狙われてしまっためいは家に電話するも誰もおらず、大和のケータイに咄嗟に電話をかけて助けを求める。
｢めい、愛してる｣
ストーカー男の目の前でめいにキスをして大和はストーカー男を撃退するのだった。
｢橘さん、曲入れた？｣
｢歌えないので…｣
｢そうか…はい、大和｣
｢おぅ。めい、歌わないの？｣
大和に誘われてカラオケにやってきためいは大和の唇ばかり気になっており、キスをきっかけにめいは大和を完全に意識し始めていた。

大和につられて同級生の大きい胸がコンプレックスだという及川あさみもめいに声を掛けてくれるようになる。
｢橘さん、おはよう｣
｢及川さん｣
｢あさみでいいよ。大和はもう行っちゃった？｣
｢はい｣
｢そっか…おはようって言おうと思ってたのに｣
スイカお化けと悪口を言われても怒らないあさみを強いと思うめいだが、そこには大和の意外な一面が影響していた。
めいの中で少しづつ大和の存在が大きくなっていく中、大和が初恋の子とカラオケに行くことを聞いためいは付いて行かないことにする。

一方、あさみを怒らせてしまった健志は好きだと告白し、付き合うことになる。

その頃、カラオケに出かけた大和のことが心配になっためいがカラオケ店の前で張っていると、一人で大和が出てくる。
｢ストーカーさん｣
｢ストーカーなどではない、散歩だ。…今、一人？｣
｢うん｣
｢そっか、あの子と2人で出てくるのかと…｣
｢だったらどうなんの？｣
｢べ、別に…どうもしない。散歩おしまい、帰る！｣
その場から去ろうとするめいだったが、大和に腕を掴まれて再びキスされてしまう。
｢今度は何でだ!?理由を言え！｣
｢何かしたくなっちゃった｣
｢…っ…そうやって誰にでもキスすんのか…っ！キスされて傷つく子だっているんだからな…っ！好きな気持ちの入ってないキスなんてこっちは嬉しくないんだからな、バカ野郎っ…っ！｣
大和にめいはキスの種類を教えられるように何度もキスをされてしまう。
｢今のは挨拶代わりのキス。今のは可愛いなと思った人へのキス。今のは進展したい人へのキス。今のは目の前にいる人に対して気持ちのあるキス。違い、分かる？俺のこと好き？めい｣
｢……｣
｢何にも言わないと本気チューしちゃうぞ｣
｢黒沢のこと考えると、心臓が痛くなる…｣
｢それは好きってことじゃないんですかね？｣
｢…!?｣
――そう言うと、黒沢は本気チューとやらを私にした。どうでもいいことだけど気持ちのあるキスとやらは唐揚げの味がした

次回、「人を信じれば…」

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