八犬伝―東方八犬異聞― 第7話「約束」

八犬伝―東方八犬異聞―の第7話を見ました。



第7話　約束

｢どちらにしても笑わせる。人殺しの分際で神などと！｣
教会へとやってきた毛野は一人でいる荘介に刀を向ける。
｢何故俺の家族を殺した？｣
｢殺した…？｣
｢たった2年前の話だ｣
｢何の話です？｣
｢白々しいな。それとも殺しすぎて分からないか!?｣
荘介が刀で刺されているのを目撃した信乃は村雨を手に荘介を守ろうとするが、毛野の強さに押されてしまう。
｢終わりだな、とっとと正体を現せ！｣
犬の四白の姿になった荘介を見た毛野を止めに九重がやってくる。
｢旦開野、もうおやめなさい。それはあの男とは違うものよ。早とちりはあなたの悪い癖よ。あの男は少なくともこんなふざけた生き物じゃなかった気がするわ｣
迷惑をかけたお詫びだと信乃に頼まれて珠を探す九重は山に入り、猿神と会っていた。

一方、信乃が山で見つけた金塊を探そうとする村人に案内役として拉致された信乃だったが、人を入れない猿神が張った結界内にいるために前にも後ろにも進めずにいた。
｢俺ら、閉じ込められたってこと？｣
村雨があっという間に結界を壊してしまうも、猿神に見つかった村人達があっという間に殺されてしまう。

村人が山に入ったことを知った茜は山へと入るが、途中で幼い頃に金の指輪を預けた子猿が寿命で亡くなっているのを見つける。
｢朝日…｣
｢お別れは済んだ？｣
九重が猿を持ち上げると、下から荘介の玉が出てくるのだった。

幼い頃に猿神に名付けした茜が暴れる猿神の元にやってくると、止めようとはせず好きにすればいいと話す。
｢もう一度会えて良かった。念願叶って医者として此処へ戻れた時、私はもう大人だった。本来、大人はこの山には入れないから会えて嬉しいよ、東雲。今度会うのはきっと私の子どもだろうね｣

次回、「邂逅」

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