世界一初恋 第2話「A man has free choice to begin love but not to end it.」

世界一初恋の第2話を見ました。



第2話　A man has free choice to begin love but not to end it.

雑誌の入稿作業に突入したエメラルド編集部で新米少女漫画編集者となった律は、編集長の高野と漫画家の仕事場へ同行するハメになる。
｢大体締切ぶっちぎってるくせに、見開きで日光東照宮なんて描いてんじゃねーよ!!｣
カリカリしてる高野に作家はどんどん自信をなくしていってしまい、律は突然漫画を買ったと話し出す。
｢俺、漫画編集になりたてで今片っ端から自社の作品読んでるんですけど、先生の作品、男でも面白くて今月新刊出たと聞いたんで買いました｣
｢会社でもらえるんじゃないの？｣
｢いや、そうなんですけど自分が面白いと思ったものはちゃんと買って作家さんに還元したいと思って｣
｢丸川から給料もらって丸川に金払ってどうすんだ？｣
だが、横暴なことを言っていた高野は既に陰でこっそりと締切を明日朝まで伸ばし、なんとか原稿が仕上がるのだった。
｢お前がいて助かった。普段はあんなヒス起こす作家じゃねえんだけど今回色々ばたついて混乱してたからな。お前が励ましたから少し持ち直したみたいだったし｣
律はいつも肝心なところで言葉が出てこなくて直球になってしまうと照れていた。
｢直球ね…お疲れ｣
｢どうも…｣
｢直球でいいじゃん。普通に面白かったってスゲー褒め言葉だと思うけど｣
｢そ、それならいいんですけど…｣
見直すべきなのかもしれないとドキドキする律は高野から覚えていないかと聞かれるも、人違いじゃないかと否定する。
すると、会社の休憩室で突然椅子に押し倒されてキスされてしまう。
｢冗談やめてください。俺、男ですよ｣
｢冗談？あぁ、お前にとってはいつでも冗談なのかもな。大分雰囲気変わったけど直球なところは相変わらずだな。お前、俺のこと好きって言ったろ。人をフッといて忘れるとはいいご身分だな。そろそろゲラできるな、印刷所行ってくるからその間に思い出せよ。俺、高3の時親離婚して苗字変わってるから。旧姓嵯峨、嵯峨政宗｣
好きかと尋ねて鼻で笑われたために記憶から抹殺した律の初恋だったためになんて酷い男だと大騒ぎするが、高野は酷いのはいきなり回し蹴りして突然行方不明になった律の方だと言い、鼻で笑ったのは照れ隠しうか何かだったのではないかと話すのだった。
｢そういうことなら口説いてもいいな…。どんな恋愛しても俺はお前が忘れられなかった。だからもう一度俺はお前に好きと言わせてやるよ、覚悟しとけ｣
そして律が帰宅した引っ越し先の隣の部屋に住んでいるのが高野なことが判明するのだった。

次回、「In love there is both dotage and discretion.」

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